機内のお客様の8割は観光目的の人達です。観光という字は、儒教の経典の一つである易経の中に、「国の光を観るは、もって王に賓(ひん)たるに利(よろ)し」
という文があります。その「光を観る」という句からきています。
ここでいう国とは、春秋時代の諸侯領のことです。「観光之国」(国の光を観る)というのは、他国の制度・文物など輝かしい成果を視察するという意味です。そこには、勝れたものを仰ぎ見るという心持があります。一方、仰ぎ見られる側としては、誇りをもって、その賓客を迎えるという意味もあります。
また、「観」という文字は、「みる」という意味と、「しめす」という意味があります。したがって、観光は、国の光を誇らかにしめす意味も含んでいます。
| 観光 = Tourism |
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Tourの語源; 臼をひく、臼の中を回る
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イギリスでは、TouristとかTourismという言葉は、旅行が盛んになった1800年初頭頃から使われるようになりました。「観光」という言葉は、英語のTourismの訳語として、日本では、大正時代から使われるようになりました。
Tourは、「周遊」を意味する言葉として使われています。もともとは、ラテン語で「臼(うす)、轆轤(ろくろ)」を意味するトルヌス(Tornus)という語に由来しているそうです。つまり、臼をひく→周遊するに変化した言葉です。
お客様の大半は、非日常性を期待しつつ、飛行機に乗ってきます。特に観光を目的とするお客様は、非日常性に対する期待度が、非常に高いと言えます。一方、ビジネスのお客様はどうでしょうか。せっかく外地に出てきたのだから、どこそこに行ってみようかという人も多くいます。やはり、仕事で旅行をしていても、いろいろなことに触れたり、見たりすることに興味があり、観光客の要素も備えています。 |