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ある時期のファーストクラス和食の前菜(オードブル)のメニューは、下のようになっていました。
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(メニュー内容)
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| 才巻百合根射込み |
海老の背に百合根のうらごし |
| ふかひれゼリー寄せ |
ふかひれスープをゼリー状にしたもの |
| 烏賊ひすい竜眼 |
するめいかと魚のすり身にほうれんそうをまぜたもの |
| 鴨篠焼串打ち |
合鴨の挽肉を串に巻いて焼いたもの |
| 衣かつぎ雲丹焼 |
里芋の子芋に雲丹を塗り焼いたもの |
| はじかみ |
棒しょうがの甘酢づけ |
この前菜メニューを五味五色の観点から見ると、海老は茹でて赤くしてあります。海老の背には黄色の百合根が詰め込んであります。スルメいかは白を表わし、いかで巻いた内側には、魚のすり身とほうれん草をまぜてヒスイ(青)を表現しています。これで四色つかっています。このメニューでは、海老の下に敷いてある昆布が五色目の黒のようです。
五味の方は、甘辛塩酢苦ではなく、ここでは、五つの材料で味を違えています。添え物としてはじかみがあります。やはり赤い色をしています。
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