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日本は、気候風土、地形の恩恵を受け、海の幸、山の幸と食材の種類は豊富でした。季節が変わるたびに、新しいものを食べることができました。いつも新鮮なものを手に入れることができましたので、新鮮さに重点がおかれています。
一方、ヨーロッパなどでは、限られた食材を大切に貯蔵し、同じものを繰り返し食べる必要がありました。そのため、飽きないように味付けを工夫することに重点が置かれるようになりました。西洋料理は、ソースに重点が置かれているのはそのような背景からです。
日本人は「新鮮なもの=生もの」を好みます。そのため料理人は、いかに新鮮さを出すかを求められるようになりました。そこで板前さんたちは、料理というより目を楽しませることにエネルギーを注ぐようになりました。『日本料理は目で食べる』といわれる所以が、日本の地形や気候風土から来ていることが分かります。また、このような食料事情が、日本人を新しいもの好きにしています。
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