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この「おしゃれなマナー英語講座」は、約1 年にわたり、原島氏が読者に配信してきたマナー英語シリーズです。当シリーズの原作は、原島氏と日本滞在が長いイギリス出身のフランク・オコーナー氏の対談形式となっています。量が多いため、原島氏のご了解を得て、対談形式からテキスト形式に編集してあります。映画のセリフなどを交えながら、楽しくマナー英語が学べます。丁寧で美しい言葉づかいは、あなたを魅力的に見せます。機内サービスで、英語面接で役立たせてください。    スチュワーデス塾


原島一男(はらしまかずお)氏 紹介
* 慶応義塾大学経済学部卒業。米国ボストン大学大学院コミュニケーション学科
(School of Public Relations and Communications, Boston University)へ留学

後,1959年NHK国際局へ入局し,1991年までの32年間、英語ニュース記者、英語番組チーフプロデューサーなどを務める。その後、山一電機株式会社で取締役経営企画部長(Director, General Manager of Corporate Planning, Yamaichi Electronics)を務める。現在はフリーランスのジャーナリスト。日本ペンクラブ(The Japan Pen Club)会員。日本記者クラブ(The Japan Press Club) 会員。映画英語教育学会(The Association for Teaching English through Movies) 会員。

ホームページ: http://home.j05.itscom.net/icookie/      

       ブログ: http://yourenglish.seesaa.net/ (おしゃれで役立つ英語表現)

原島さんの新著 「映画で学ぶおしゃれな英語」 NHK出版

講座 第1回〜第25回

講座 第26回〜第50回

 

第1回講座  レストラン

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 一流レストランで、日本人が一番犯しやすいマナー違反は、テーブルに置かれた食器を動かしてしますことです。レストランで、お互いの皿を、自分たちで交換している光景にもぶつかることがあります。食器を持ち上げることも、やってはならないことなのです。また、ワインやビールの注ぎ足しも自分たちでやってはいけません。スプーンを落としたときは、ウェイターに拾ってもらいます。注ぎ足してもらいたいときは、
 Excuse me, waiter. Could I have some more beer, please?”
 Some more wine, please?

スプーンなどを拾ってもらいたいときは、
 Sorry. Could I have another spoon, please?
 Excuse me, waiter. I dropped my spoon.
 Would you bring me another one, please?

アントレをお互いにShareしたいのであれば、
 We’d like to share our dishes. Would you help us, please?

そして、PleaseThank youをかならず付け加えます。PleaseThank youは使いすぎることはありません。PleaseThank youを何度も使うだけで、お嬢様がマイフェアレディーになるのです。イギリスでは、小さい子供に、P(please)Q(thank you)に注意しなさいと教えます(Mind your P’s and Q’s)。ただし、ウェイターの目を見ながらです。この言葉をあらゆる機会に使えなければなりません。また、この2つの言葉があなたを上品にさせます。そして、友だち同士では、“Can you.…”でかまいませんが、目上や見知らぬ人に頼む場合は、“Could you…”を使います。

第2回講座  料理のお味は

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 食事中に、ウェイターが料理の感想をたずねてきます。一流のウェイターのサービスは、本当に気持ちがよいものです。「ウェイター」とは「待つ人」そのものです。お客様へのサービスタイミングをわきまえていて、それが自然な感じなのです。海外では、おしゃれな英語とマナーをわきまえていると、とてもよいサービスを受けることができます。食事が進むと、料理の途中で、ウェイターは料理の感想を次のように聞いてきます。
 How do you like our dishes? We hope you like them as much as we do.
              (料理はいかがですか。お気に召していただけると思います)
そのときには、
 Well, just wonderful.  I'm enjoying these dishes.                                                (すばらしい料理を楽しんでいますよ)

のように言うこともあります。
 Well this is exactly what I want. (こんな料理をちょうど食べたかったんです)

海外では、サービスされる側から尋ねられたら、すぐに応えることが礼儀です。しかも、GoodExcellentだけでなく、ワンセンテンス付け加えられたら、もっとスマートになります。

第3回講座  お酒の注文

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 食事の種類に合わせて、お酒を選ぶと食事がもっとおいしくなります。日本料理でも、たとえば、白身のお刺身と白ワインはとっても合います。ソムリエが、食事中に、ワインをすすめてくるのも、料理をもっとおいしく召し上がっていただくための、お客様に対する気遣いですから、きちんと応えてあげないといけません。そのようなときに、ソムリエに返事をしないで無言でいることは、マナーに反します。ソムリエは次のように尋ねてきます。
 Would you like some wine? Here is the wine list. 
                                                   (ワインはいかがですか。こちらがワインリストです)
いきなり分厚いワインリストを見せられても、戸惑うときがあります。そのようなときは、
 Waiter, can you recommend a good red wine to go with our meal?
                                      (ウェイター、私たちの料理によく合う赤ワインはありますか)

ワインは、ボトルで注文するのが原則ですが、ホテルやレストランでは、グラス売りを用意しているところもあります。これを注文することもできます。そのときは、
 Excuse me, waiter, I’d like a glass of red wine, if possible.
                           (すみません、ウェイター、赤ワインをグラスでいただきたいのですが)
 Excuse me, Waiter, can I order wine by the glass?
                                           (すみません、ウェイター、ワインをグラスでお願いします)

自分が望まない料理やワインが出てきても、がまんして食べたり、飲んだりしている日本人を多く見かけます。がまんすることは、かえってウェイターに失礼にあたります。

第4回講座  望まないサービスを受けたとき

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 魚料理を注文したのに、肉料理が出てきたり、ビールを頼んだのにワインが出てきたり、どう言えばよいのか困ることがあります。注文したものと違うものがサービスされた場合は、はっきり伝えることが大切です。
 I’m afraid this is not what I ordered.
                                           (すみません、これは注文したものではありません)

 I think I ordered a steak.  (ステーキを頼んだと思います)  
“I’m afraid”(残念ですが)とか”I think”(〜と思います)をつけて、表現を和らげることも必要です。そして、何を頼んだのか伝えます。
 I’m afraid I didn’t order fish, I ordered a steak.
                            (すみませんが、私はお魚ではなく、ステーキを注文したのです)
Excuse me, waiter, this isn’t what I ordered, I ordered a steak.
        (すみません、こえは私が注文したものではありません、                                                                                             私はステーキを注文しました)

あるいは、メニューを持ってきてもらって、注文した料理を指しながら、
 This is what I ordered, right?

 大切なのはコミュニケーションですから、意思の疎通をきちんとします。ある時、箱根のホテルでの経験です。私の席の隣に座っていたアメリカ人旅行者が、朝食のタマゴの焼き加減が注文と違うと言っているのです。スクランブルエッグをもっと柔らかくとお願いしましたと・・・。そのホテルでは、どうするのかなと興味がありました。すると、担当のウェイターは、じっと聞いて、「わかりました」と言って、作り直したものを持ってきました。そのような対応は、はたで見ていても気持ちがよいものです。
 旅行先での出来事は、誰でもよく覚えていますし、どこへ旅行しても、よい思い出を残したいものです。ウェイターとのやりとりも、スムーズに無理のない形で進めたいものです。ベルリンのホテルでは、部屋が期待したものではなかったので、理由を話したところ、すぐに別の部屋へ案内してくれました。今でも、そのホテルにもう一度泊まりたいと思っています。そのような親切に接したときには、
 Thank you for your trouble. (お手数をかけてありがとう)
などと言って、チップを多めにする配慮も大切です。

第5回講座  デザートコースで

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 サラダが終わると、ウェイターがデザートをすすめます。欧米では、デザートをとても大切にしています。食事の思い出をしめくくるポイントですから・・・。日本では、食事のおまけ程度に考える人もいますが、その辺が違うところです。デザートについても、それぞれのレストランは、特別の工夫をしています。ウェイターはメニューを出して、次のように言うでしょう。
 What would you like for your desert?   (デザートは何になさいますか)
ディナーでのデザートのお菓子は、甘いもので、柔らかいものに限られています。そして暖かいものも、冷たいものもあります。
 I will have a custard pudding. (カスタードプディングをお願いします) 
 Chocolate ice cream, please. (チョコレートアイスクリームを)

選ぶのに迷ったら、
 Which desert would you recommend?  (どのデザートがおすすめですか)
果物をデザートとして欲しいときは、 
 I’d like some fruit for desert. May I have a mango?                                                                (フルーツがほしいです。マンゴはありますか) 
 What kind of fruit do you have today?  (今日は、どんなフルーツがありますか)

私が好きなフルーツはキウイフルーツなので、下のようにウェイターに言うこともあります。
 Waiter, do you have a desert that includes kiwi fruit?
くだものなどを手で食べるデザートには、フィンガーボールが出てきます。これは指先だけを洗うものですから、両手を入れないで、片手ずつにしましょう。 デザートを断るときは、
 I won’t have a desert, thank you. (デザートは結構です。どうも)
 No desert, thank you. (デザートは要りません。どうも)

となります。

 デザートがどんなに大切でも、無理に食べることはありませんので、断ってもかまいません。ただし、”Thank you”を忘れないようにします。
 フランス料理の場合、デザートの前にチーズが出てくることもあります。チーズはトレイに乗せてあり、選べるようになっています。好きなものを指でさして注文できます。ワインと同じ産地のチーズを食べるのもよいです。ボルドーワインなら、ロックフォール・チーズとなります。

第6回講座  食後のコーヒー

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 ヨーロッパ人は、食後のコーヒーをブラックで飲む人が多いです。料理の締めくくりという感じがするそうです。ときどき、ブランディと一緒に飲んでいます。
 Coffee and brandy at the same time, please.                                                             (コーヒーとブランディを一緒にお願いします)
と注文します。葉巻たばこも欲しいときは、
 We would like to smoke cigars with brandy.                                                                                                        (ブランディと一緒に、葉巻たばこを吸いたいです)
食後にアイリッシュ・コーヒーを飲む人もいます。アイリッシュ・コーヒーは、アイリッシュ・ウィスキーをバーナーで暖めてから、火をつけて燃やして、それにコーヒーを加えるものです。食後に、あの燃え上がる炎を見るだけでも価値があります。
 May I have an Irish coffee, please? (アイリッシュ・コーヒーをいただけますか)
 I would like an Irish coffee, please. (アイリッシュ・コーヒーをお願いします)

 若い女性がテーブルで、受け皿と一緒に、カップを持ったり、両手でカップを持ったりしている姿を見ます。これはマナーに反します。コーヒーや紅茶を飲むときは、受け皿を持ってはいけません。ただし、立食やテーブルから離れているときは例外です。それと、スプーンをカップに入れっぱなしにするのもいけません。
 ヨーロッパでは、食後酒(リキュールLiqueur)を希望する人が多くいます。私自身は、グラン・マニュエル(Grand Marnier)が好きでいつも飲んでいます。薄い緑色をした、修道院で作られているという、シャトルーズ(Chartreuse)なども好きな食後酒の一つです。注文の仕方は、アイリッシュ・コーヒーのときと同じです。
 May I have a Grand Marnier (Chartreuse), please.                                                                                                    (グラン・マニュエル(シャトルーズ)をいただけますか)
 I would like a Grand Marnier (Chartreuse), please.                                            
                                                           (グラン・マニュエル(シャトルーズ)をお願いします)

 この注文の仕方は、飲み物だけでなく、すべての料理に通じていますので、しっかり勉強しておくとよいです。日本語と同じように、英語でも、決まった表現がありますので、それを間違えずに覚えましょう。
 食事テーブルでのたばこは、原則として、テーブルに灰皿が置かれていない場合は、遠慮したほうがよいでしょう。従来は、デザートが終われば、吸ってもよいことになっています。しかし、社会は禁煙の方向に向っていますから、吸わないほうが安全です。どうしても吸いたいときは、
 Do you mind if I smoke?  (たばこを吸ってもよろしいですか)
と一緒にいる人たちに声をかけることが必要です。このとき、”Yes.”と言われたら、「吸ってはいけない」ということになります。この場合のMindは「気になる」という意味ですので、Yesがつけば、「気になります」となります。相手がたばこを吸うのを気にしないのであれば、”No I don’t.”とか”Please.”とか”Go ahead.”(どうぞ吸ってください)などと答えます。吸って欲しくないときは、ソフトな言い方として、
 Yes, I’m afraid I do mind.  (すみませんが、吸わないでください)
と伝えるとよいです。

第7回講座  食後の支払い

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 レストランは、コーヒーショップと違い、食事の支払いは、テーブルで行います。支払いを済ませてから席を立ちます。国によっては、チップを忘れないように置いてきます。勘定書をもらうときは、
 May I have a check, please?  (チェックをお願いします) 

 “Check, please.” “Bill, please.”だけでもかまいません。昔、“Bill, please.”と伝えたら、ウェイターに”Would you like beer?”と言われたことがあります。LとRは間違えやすいので、その後、私自身は、Checkを使うようにしています。勘定書は、間違いがないかどうか、一応目を通しましょう。日本では、勘定書をあまり見ないでお金を払う人がいますが、目を通すのもマナーのうちです。それによってチップが含まれているかも確認します。
 Is the service charge included? (サービス料は入っていますか)
と聞いてもかまいません。チップの額は、勘定書の10%から20%の間です。充分満足できるサービスだったら20%ぐらい払ってもよいでしょう。人によって違いますが、だいたい15%が目安です。  

 日本人は、それ以上に、チップを出してしまうことがあるとも言われています。サービスの質を見極めることが必要です。支払いがクレジット・カードの場合には、TipsとかGratuityというチップ欄がありますので、そこに金額を記入すればよいです。キャッシュの場合は、テーブルに置きます。友人同士のときなど、割り勘にするときの表現も覚えておきましょう。
 Let’s split the check, shall we? (割り勘にしましょう) 
 Let’s split this three ways. (3人の場合) 

そのほかにも、
 It’s my turn to pay.  (私が払う番です) 
 Let me pay this time.  (今回は払わせてください) 
 My treat tonight. (今晩はわたしのおごりです)

次のような言い方もあります。
 I would really like to pay for today.  (今日は、ぜひ払いたいのです)
 I’ll be happy to let you pay next time. (次のときは払っていただきますよ)

第8回講座  コンセルジュに聞く

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 コンセルジュとは、ホテルで、宿泊客が快適な滞在をできるようお手伝いしたり、地域情報を調べてくれたりしてサービスする人たちのことです。ロビーにデスクがあります。
パリのホテルに泊まったとき、コンシェルジュにレストランを紹介してもらいました。そのときは、フランス料理の店を頼みました。次の表現を使ってたずねます。
 Excuse me, but I’d like to have French food tonight. Could you advise me  a awhere  to go, please? 
       (すみません、今夜フランス料理を食べたいのですが、                aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa 
どこへ行けばよいので しょうか)

“Excuse me.”と呼びかけ、”I’d like 〜.”の構文を使って自分の希望を述べ、”Could you advise me where to go?”と頼みます。別の言い方では、
 Excuse me, but could you recommend a good French restaurant near here,   aaplease? 
       (すみません、この近くで、おすすめのフレンチレストランを教えてくだいませんか)

 大切なのは、”Excuse me, but 〜.”ではじめることと、Pleaseで終わることです。コンシェルジュに限らず、人に対しては、きちんとした表現を使うとよいです。英語が苦手な人でも、PleaseThank youの2つは覚えておかなければいけません。あとは、単語だけでよいこともあります。アメリカ映画で、
 Dinner, 8 P.M., Nicola’s. (夕食、午後8時、ニコラス)
と言っているのを聞いたことがあります。単語だけの場合も、その前後に PleaseThank youをつけるだけで、完璧な英語になり得ます。

 コンシェルジュは、その地域のことなら、何でも情報を集めているといえます。ほかに、観光、観劇、スポーツ、飛行機などの交通機関の情報も持っています。フライトの確認や変更もしてくれます。
 Excuse me, but we’re flying back to Tokyo tomorrow, could you re-confirm    aamy flight, please.                                                                                        (すみません、明日、東京へ戻りますが、フライトの再確認をお願いできますか)

 日本人は、コンシェルジュにはチップ不要、と考えているところがあります。コンシェルジュは専門知識を持っている人たちです。そのための情報を集め、お客様に快適なホテルライフを送ってもらうため、日夜、努力しているのです。その努力と情報に対して、チップを忘れないようにしましょう。チップの額は、フロントデスクなどで教えてくれます。

第9回講座  ホテルで部屋の変更を依頼する

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 ホテルに着いて、部屋に案内されたとき、その部屋が期待どおりでないことがあります。そのようなときには、荷物をほどく前に、ホテル側と話して、部屋を変えてもらいます。
 I’m afraid the room is not what I expected. Could you arrange for it to be aachanged, please?
    (残念ながら、部屋が期待どおりではありません。変えるように手配できますか)

“I’m afraid”で始まり、Pleaseで終わる言い方は、非常に丁寧で上品な印象を与えます。”Arrange for it to be 〜.”は、手配する、という意味です。またどのような部屋がよいのか、希望を伝えるとよいです。
 I wanted a room facing the mountain. (山に面した部屋にしてほしい) 
 We wanted a room in front of the garden. (庭の前の部屋がほしい)

また、部屋の周りがうるさかったり、設備が物足りなかったりしたときは、
 I’m afraid my room is very noisy, could I have a quieter room? 
                                             部屋がうるさいので、静かな部屋はありますか) 
 Excuse me, but there is no a safe-deposit box in my room, do you have the aaroom with a safe-deposit box?                                                                                                  (部屋に金庫がないのですが、金庫のある部屋はありますか)
 希望がかなえられたとき、それなりのお礼が必要なときもあります。サービスに対するお礼がチップです。 気に入った部屋があった場合、次に泊まることも考えて、部屋の番号をひかえておくとよいでしょう。番号を忘れたときには、いつ頃、泊まったかを伝えれば、探してくれます。予約のとき、泊まる日程などを伝えたあと、
 I was wondering…I stayed at your hotel on December 20th, last year. I’d like aathe same room, if possible.
        (考えていたのですが、そちらのホテルに昨年12月20日に泊まりました。                                                                 できれば
同じ部屋にしてほしいのです)
 I stayed in your hotel earlier this year in a room overlooking the garden. I’d like aato book the same room or similar one, please.
        (今年の初めに、そちらのホテルの庭がみえる部屋に泊まりました。                                               同じ部屋か似たような部 屋にしてほしいのですが)

第10回講座  ショッピング

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 買い物をすること」と、「ショッピングを楽しむ」は、少し違います。楽しむわけですから、ただモノを買うだけでなく、ショッピングの思い出のようなものを、作ろうということなのです。それがショッピングの醍醐味といえます。ショッピングは店に入ったときから、店員さんとのふれあいを作ることが大切です。それには黙っていないで、必ず何か言うとよいのです。“Hello” “Hi” “Good afternoon”など何でもかまいません。
 まず、店員の“May I help you?”に返事しましょう。“Thanks. I’m just looking.”というだけで、店員さんは、この人とはコミュニケーションができると安心します。黙っていると、何もはじまらないのです。日本の文化は、黙っていることが美徳と言われますが、海外では、言葉に出すことが大切です。モノを買う前に、何らかの会話があって、それから商談になります。YesかNoだけでも充分です。必ず返事をします。
商品を目の前にして、話をすすめるときの言葉に、Aboutがあります。値段のことを言うときは、“About the price”と切り出します。
 About the price, do you have less expensive ones?”
となります。Cheapを使うと、品質が悪くて安っぽい意味になってしまします。もう少し明るい感じのものが欲しい場合は、
 About the color, I wanted to buy the brighter kind.
そして、求めていたものが見つかれば、
 This is just what I wanted.
その他のAboutを使った表現では、
 About the size, do you think it suits me? (サイズが私に合っていますか)
 About the quality, is this the best? (品質ですが、これがベストですか)
 About the shipment, could you mail it to Japan? (輸送ですが、日本に送れますか)

第11回講座  イギリス英語・アメリカ英語

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 イギリスに行ってドラッグストアと言っても通じません。イギリスでは、薬局のことをChemist’sと言います。アメリカでは、DrugstorePharmacyです。イギリスでは、ApartmentFlatです。エレベーターはLiftと言います。地下鉄SubwayTubeといい、フレンチフライはポテトチップスです。
 英語圏でも、国が違うと、言葉も違ってきます。それと同じように、言葉は活きていますので、時代とともに、意味合いも変化してきています。
 たとえば、Coolがいい例です。これは、元々は、「涼しい」という意味で使われてきましたが、現代では、「ステキ」という意味で使われています。50年以上も前から、アメリカでは、「ステキ」という意味でした。最近になって、ポケモンがイギリスで放映されてからは、イギリスでも、Coolを「ステキ」という意味で使うようになりました。日本のアニメの影響なのです。アニメのことを、イギリス英語ではAnimation、アメリカ英語ではCartoonと言います。

第12回講座 コンシェルジェに聞く(フィットネスクラブ)

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 五つ星のホテルには、どこでも、フィットネスやエステティックがあります。部屋に備え付けられている説明を読めば、大体のことは分かります。その先のことをコンシェルジュに聞くとき、
 Excuse me, there’s something I’d like to ask you.
と言います。そして、
 I’d like to try on your fitness facilities.
コンシェルジェは次のように答えることでしょう。
 Our fitness facilities are open for hotel guests twenty-four hours a day. You aacould go there any time.”
とか、
 It’s open from six to eleven.
どこのホテルでも、温水プールをはじめ、サウナや健康維持のためのマシンなどが揃っています。利用料の聞き方は、
 How much is the charge?
宿泊客は無料の場合は、
 Free of charge for hotel guests. 
となります。利用したければ、
 Do I have to make reservation?
と予約の必要性を確認します。

 エステティックは、どこでも有料です。また、コースもいろいろあるようです。エステティックのことを、英語では、Aesthetic treatmentと言います。Aesthetic treatmentは発音がむずかしいので、Beauty-treatmentと言ってよいです。そこで、このように言います。
 About beauty-treatment, what kind of course can we choose?
ホテルによって、コースがいろいろあります。また、日本の呼び方と違います。
  フェイシャルコース(美顔)    The face treatment
  ボデイーコース(体全体)   The body care course
  フットケアーコース(脚)      The foot care course
  ネイルケアーコース(爪)       The nail treatment
たとえば、
 I’d like to try on the foot care course.
と言います。国やその都市によっては、特別なエステティックがあるようです。そこで、
 I hear there’s a special beauty treatment clinic here. Could you tell us about it, aaplease?”
エステティックのことをクリニックと呼ぶこともあります。

第13回講座 コンシェルジェに聞く(オペラ・コンサート)

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 ホテルに落ち着いて、その夜、音楽を鑑賞したい時には、コンシェルジェに相談します。
 Excuse me, there’s something I’d like to ask you?
そして、
 I’d like to go to a concert tonight. Could you give me any information?
もしくは、
 Could you suggest a good concert for us to go to, this evening?

 前もって調べておいて、例えば、今やっているミュ−ジカルThoroughly Modern Millieの切符を頼むこともできます。そのときには、
 I understand that the musical “Thoroughly Modern Millie” is playing now. I aawanted to see the show, if possible.
特に、決まっていない場合は、次のような頼み方をします。
 Excuse me. I would like to enjoy some music tonight. Any kind will do. Could you aarecommend something, please?
そして、ジャンルを付け加えます。
 I would like to go to the opera.
 I would like to enjoy some jazz.

静かな夜を過ごしたいのなら、ナイトクラブでもいいですね。
 Could you introduce me to a quiet night club near here, please?
ちょっと楽しそうな場所に行きたいのであれば、
 Would you tell me one of the hottest places in town at the moment?
みなさん、どうぞStayを楽しんでください。

第14回講座 室内の不具合 (ホテルで)

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 ホテルの部屋に行ってみると、部屋のカードキーが使いづらかったり、シャワーのお湯の温度調整がうまくいかなかったりすることがあります。シャワーの具合が悪い部屋にぶつかったときは、House Keepingへ連絡する前に、フロントへ連絡します。例えば、
 I’m afraid the shower does not seem to work properly. Could you check it, aaplease?
とか、
 Excuse me, but the shower isn’t working, could you send somebody to fix it aaplease?

 トイレのタンクの水が止まらなくて、水が流れっぱなしになり、とてもあせることがあります。このようなときは、
 I’m afraid there’s a problem with the bath room, I think something is wrong with aathe water supply.”
”Something is wrong with”の後の部分を変えるだけで、いろいろな応用ができます。室内の設備には、下記のようなものがあります。
 照明              the lighting
 空調              the air-conditioner
 部屋の鍵       the room key
 目覚まし装置 the wake-up call system
 洗面器          the wash-basin
 タオル掛け        the towel rail
 洋服入れ       the wardrobe

 ホテルに滞在していて、よくある失敗は、鍵を部屋に置き忘れてしまうことです。ホテルの部屋は自動ロックですから、締め出されてしまいます。そこで、その表現は、Lock outを使います。フロントに行き、
 I’m afraid I am locked out (of my room).
因みに、車の鍵や家の鍵の場合も、同じ言い方をします。
 I am locked out of my car.
 I’m locked out, dear. I’ll wait till you come back.

そして、「部屋の中に鍵を忘れた」というときにも、Forget (忘れる)は使わないで、
 I left the key in the room.
 I misplaced the key somewhere.

と言います。

第15回講座  目上の人と話すとき

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 海外に出ると、日本のマナーや習慣の違いから、今の答え方で、失礼はなかったのか?と不安になる時はありませんか?海外に行っても安心して英語を楽しんでいただけるように、さまざまな状況の中での、好感度が高く、そして、おしゃれで、洗練されたフレーズを勉強していきたいと思います。
日本では、目上の人と友だちとでは、言葉の使い分けがはっきりしています。欧米でも、相手によって使い分けをすることがあります。たとえば、
 Good morning, Mr. Tanaka.
 Good morning, Judy.

 社長に挨拶するときは、Mr.やMs.をつけて呼んでいます。友だちにはファーストネームを使っています。社長や上司に対して、
 Hi, Tanaka
 Hey, Tanaka

と挨拶をすることはありません。これは、欧米人同士でも、マナーをわきまえていない人と見られます。欧米では、年齢差による使い分けはあまりありません。しかしながら、いったん仕事を終えて、アフター5を、社長と過ごす時なども、 
 Hello, Mr. Tanaka
と言うようにしたほうがいいでしょう。目上の人や始めて会った人には、言葉を省略しないで、きちんと話すことが必要です。はじめて人に紹介されたときも、友達どうしなら、
 Nice to meet you.
でかまいませんが、目上の人なら、
 It’s so nice to meet you.

”It’s so nice to meet you, Mr. Tanaka.”のように、名前を入れればさらによいです。目上の人と話す場合は、名前を付けることと、文章をきっちり話すのがポイントです。現在、欧米人の間では、”How do you do?”は、特別の場合以外は使っていません。使うのは女王陛下や年をとった人に対してくらいです。

第16回講座  自己紹介 (カジュアルなパーティーで)

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 ネクタイなしのパーティーで、セーターやジーンズ姿のパーティー、そういうパーティーをSmart Casual Partyと呼んでいます。ここではカジュアルなパーティーで、相手に失礼のないような自己紹介について勉強します。
 スマート・カジュアル・パーティー、さあ、あなたは、そのパーティーへ来て自己紹介しなければなりません。どのようにはじめますか。
 Hi, I’m Frank. Nice to meet you.
 I’m Kazuo Harashima. Nice to meet you.

となります。日本で英語を使う場合には、名前をフルネームで言ったほうがよいでしょう。日本では、名前を苗字で呼ぶのが普通だからです。カジュアルを好むアメリカならファーストネームだけでよいでしょう。  

 それでも、「ユー・ガット・メール」という映画では、ファーストネームを言った男性にメグ・ライアンが、「あなたはきゃぴきゃぴした若い娘じゃないんだから、ちゃんとフルネームを言ったら」と冗談を言うシーンがありました。
 As if you were one of those stupid 22-year-old girls with no last name”
彼女が言いたかったことは、「あなたはちゃんとした男性なんだからフルネームをいいなさい」ということなのです。はじめて会った人には、第一印象が大切ですね。そこで、イギリスでは、最初に、ファーストネームだけで言うと軽薄だと見られることもあります。それを頭に入れた上で、そのパーティーの感じを見て判断しましょう。フルネームを使ったほうが無難だと言えます。カジュアルパーティーでは、名刺は出さないほうがよいです。ビジネスではないのですから。必要なら、別れる前にさりげなく渡すのがスマートなやり方です。

 次は、自分がどんな仕事をしているかを具体的に言います。Journalistとか、Professional modelとか、Computer programmer とかMusician とか、職業はたくさんあります。自己紹介の時に、
 I am a salaried man. (サラリーマンです)
と言う人がいましたが、おかしいですからやめましょう。Office worker を使います。それから  “I’m a wife of 〜.”(私は〜の妻です) もおかしい表現です。
 I am a house wife. (主婦です)
でよいのです。

 職業を聞くのに、日本人は“What are you doing?”と表現することがあります。しかし、現在進行形は、今やっていること’を表しますから、相手の職業を聞くには、不適切な表現となります。それを聞いたアメリカ人やイギリス人は、一瞬、何を聞かれているのか戸惑うはずです。「あなたのお仕事は」と聞きたいときには、
 What do you do?
と現在形で尋ねる必要があります。正確には、
 What do you do for a living?
英語で自己紹介する時には、会社の名前を言うこと
よりも、どんなことをしているのかを説明するほうが一般的です。具体的には、
 I am a bank teller. (銀行の窓口で働いています)
 I’m a web sight designer at an electronic company.                                                                                                       (エレクトロニクス会社のウェブ・デザイナーです)
 I work for the publicity division of a film distribution company.”
                                                     (映画配給会社の宣伝の仕事をしています)
 I work for the customer service division of a cosmetic company.
                                              (化粧品会社の顧客サービス部門で働いています)
などのように言います。そして、もっと話が発展して行くことになりますが、相手のプライベートな部分への質問は、避けるようにします。

第17回講座  自己紹介 (ビジネス場面で)

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 ビジネスシーンで、自己紹介するとき、自分の名前を、苗字、名前、苗字の順序で言います。たとえば、O’Connor, Frank O’Connor. となります。日本人であるならば、Harashima, Kazuo Harashima. となります。それだけで、とてもきちんとした印象を与えます。
 「私は、○○会社の○○です」と、日本流に、会社の名前を言わないこと。名前を伝えると同時に、名刺を渡します。日本人には、礼儀正しい名刺交換のスタイルがあります。相手の顔を見て、名刺を丁重に扱います。
そして、握手があります。日本人は、握手となると、うまくできない人がいますが、  それは、握手しながらおじぎしてしまうからです。日本では、相手の目を見るのは失礼だと教わってきています。しかし、外国人と握手をするときは、相手の目を見ることが大切なのです。アイコンタクトは、欧米人であれば、子供のころから躾けられています。
 日本人は、”My name is 〜.”と言いますが、ちょっと大げさに聞こえますので、乱用は避けた方がいいでしょう。もちろん、間違いではないし、使うのはかまいませんが、「私は〜というものであります」という固い響きとなります。名前だけをいうか、”I’m 〜.”といったほうが自然です。

 ビジネスの席では、会社の上司や同僚を紹介することもありますので、そのときの言い方も覚えておきましょう。
 Mr. Harashima, this is my boss, Mr. Suzuki. (原島さん、私の上司の鈴木です)
と相手の名前を呼んだ上で、紹介します。日本では、自分の会社の人を紹介する時には、〜さんとか〜様のような言い方はしませんが、英語で紹介する場合は、Mr.またはMs.あるいは、肩書きをつけて紹介します。映画「南太平洋」(South Pacific 1958)では、
 Miss Forbuah, may I present Commander Harbison?
                                                     (フォーブッシュさん、ハービソン長官を紹介します)
という表現が出てきましたが、長官という肩書きをつけています。また、この”May I”ではじめる言い方は、「〜してもよろしいでしょうか?」と控え目な感じが出ます。
肩書きの言い方については、一般的には、
      課長    Manager 
      部長    General Manager 
   取締役    Director
   副社長    Vice-President
      社長    President 
などがあります。これは、会社によって呼び方が違うこともあります。仕事の内容について、次のような会話になります。
 What kind of work do you do at the Public Relations Division?
                                    (広報部では、どのようなお仕事をやっているのですか)
 You visit a lot of clients to sell your products, don’t you?
                       (製品販売のため、たくさんのお客様を訪問をしているんですね)
 How is your overseas sales?  (社の海外での売れ行きはどうですか)
 How is your business outlook? (御社の景気の先行きはいかがですか)
 Your stock price is very high, isn’t it? (御社の株価は高いですね)
などです。返事の仕方は、たとえば、
 So-so. (まあ、まあです) 
 It’s not so good (bad). (それほど、良く(悪く)はありません)
 We’re doing our best.  (がんばっています)
などの表現を覚えておくと便利です。また、会社の話をするときには、主語はWeを使います。

第18回講座  会社訪問のマナー

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 会社に着いたときは、入口に受付係がいる場合と、電話で直接面会する人に連絡する場合があります。受けた人の最初の言葉は”May I help you?” (いらっしゃいませ) です。受付係も電話をとった人も同じ”May I help you?”となります。
訪問者側は、
 I’m Harashima, Kazuo Harashima of ABC Company. I’d like to see Mr. John aaSmith.                                                                                                           (ABC 社の原島、原島一男です。ジョン・スミスさんにお目にかかりたいのですが) 

  ここでは、「〜の〜です」と、会社の名前を言い、自分の名前と相手の名前はフルネームで言います。受付もしくは電話を取った人が、
 Did you have an appointment Mr. Harashima?” (お約束ですか)
という返事が返ってきます。ここが大切なところなのですが、相手が名前を言った場合、その名前で相手を呼びます。名前が聞き取れなかった場合には、
 Did you have an appointment, sir?
SirとかMissをつけて敬意を表す言い方をします。会社を訪問するときは、約束(アポ)をとることは常識ですから、そこで
 Yes, I did. At ten. (はい、10時に約束しました)
などと過去形を使って応えます。相手の人は、ここで、
 I'm expecting you, Mr. Harashima.  (原島さん、お待ちしておりました)
と言って、次に進むわけです。そのとき、”I'm waiting for you.”と言わないようにしましょう。これは、日本人がよく犯す間違いです。Expectは、期待している、という意味です。それが、”I’m waiting for you.”を使うと、あなたが来ないのでいらいらして待っていた、という感じになってしまいます。
次に、アポイントメントの取り方を勉強します。フランクが私(原島)の事務所に来るということにして、電話をかけます。
 Mr. Harashima, I’d like to see you this week and discuss a business cooperation aawith you.  (原島さん、今週お目にかかってビジネス協力の話しをしたいのです)
 All right, what about Friday afternoon? Let’s say three o’clock.”
                         (結構です。金曜の午後はいかがですか? 3 時にしましょうか)
 Well, I’m afraid I have a previous appointment at three. What about one         aoo'clock?” (実は残念ながら、3時には先約があります。1時ではいかがですか)
 One o’clock would be fine with me. Could you come to my office?”
                                 (1時で結構です。私の事務所へいらしていただけますか)
 Thank you, Mr. Harashima. I’ll be seeing you at one on Friday.
                                 (それはどうも、原島さん、金曜の1時にお目にかかります)
 Thank you, Frank. Be Seeing you, then.     (どうも、フランク、そのときお会いします)

第19回講座  友人の誘いを断る

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 友人同士ならば、
 Let's get together, shall we? What about next week?
                                                 (2人で会いましょうか?来週にでもどうですか)
などの言い方をします。
 Let's get together, shall we, John?  Are you free next week?
                                                 (ジョン、今度会わないか、来週、時間あるかな)
 I'm afraid I'm quite busy right now, Frank..  I have to see a lot of people. I don't aathink I have time next week.
        (フランク、残念ながら、今、とても忙しいんだ。 いろいろな人たちと                                                                      会わなくてはならないので来週は時間がないな)
 You have to see many people?  I'm one of them.
          (大勢の人たちと会わなくてはならない? わたしもそのうちの一人だけど)
 I know, Frank. (フランク、わかっているよ)
 I'm just joking. (ただ、冗談をいっただけです)
 Frank, rain check, OK?  I'll finish the current project by the end of this month. 
     (フランク、今度、必ず会いましょう、OK?今のプロジェクトが今月終りまでには                                                                                                      終わりますから)
 OK, John. I'll contact you soon.  (オーケー、ジョン、また連絡するよ)
“Let's get together”は、年上の人やフォーマルな場面では使えません。Rain Checkは、野球の試合などが雨で流れたときの半券のことで、もう一度使える切符ということから、「必ず会う」と約束するときの言葉です。いろいろな人(A lot of people)と会うと言ったら、フランクが、わたしもそのうちの1人だ(I'm one of them.)というのは、友だち同志だから言える冗談です。申し出を断るときには理由を言うとよいです。

 映画「アイズ・ワイド・ショット」(Eyes Wide Shut,1999)では、美しいニューヨークの医者の奥さん(ニコール・キッドマン)が、パーティーで出会った人に誘われています。
Szavost: Alice, I must see you again. (また、お会いしなければなりません、アリス)
    Alice: That's impossible. (それは無理ですわ)
Szavost: Why?(何故ですか)
    Alice: Because…I'm married. (結婚しているからです)

第20回講座  誘いを断る (上司の場合)

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 相手が上司の場合、誘いを断るときには、言葉を選ぶ必要があります。
 Harashima san, are you free on Thursday evening? We're having a few people aaaround for drinks.                                                                                                (原島くん、木曜日の夜、時間ありますか? 2、3人で、                                                                                                         飲みに出掛けるつもりなんだが)
 Mr. O'Connor, thank you for your invitation. But I regret that I can not join aayou, because I have an important business meeting on the same evening..       aaa   (オコーナー社長、お誘いいただいて、ありがとうございます。でも、 残念ながら、aaaaaaaaaその夜は重要な会議がありまして、ご一緒することができません)
 I see. Who is it that you're going to meet with? (そうか。誰かとのミーティングですか)
 With Mr. Grant of ABC International. You know him, don't you?
                             (ABCインターナショナルのグラントさんです。社長もごぞんじですね)
 Mr. Grant? Then, what about Friday night?                                                                                                 (グラントさんか、それでは、金曜の夜にしようか)
 I'm free on Friday night. But, no, Mr. O'Connor not on my account. I'll join you aasome other time.                                                                                                  (金曜は空いていますが、オコーナー−社長、                                                                               私のためなら、それはいけません。別のときに伺いますから)
 That's all right, Harashima san. I wanted you to come.
                                      (かまわないよ、原島さん、きみに来て欲しかったんだ)
 That's very nice of you, Mr. O'Connor, I'm looking forward to Friday night.
      (それは、どうもすみません、オコーナー社長。金曜の夜を楽しみにしております)

 ポイントは、招待されたことにお礼を言うことと、断る理由をきちんと説明することです。この”I regret that I cannot join you.”は、とても丁寧な断わりの表現です。これをカジュアルに使うと冗談だと思われます。カジュアルのときには、”I'm sorry, but I cannot join you.”でよいでしょう。また、上司との会話は、なるべく名前を呼び合うと、より丁寧になります。欧米人は、名前を言わないと落ち着かないのです。 断り方には、次のような言い回しを覚えていると、いざというときに役立ちます。
 I have an important business meeting. 
 I have to attend a business seminar.
 I have to write a business report.

第21回講座  誘いを断る (友人の場合)

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 恋人や友人から、パーティーに誘われることがあります。時には、断ることもあります。上手な断り方はどのようにすればよいでしょう。FrankCarolの会話です。
Frank: Carol, I thought maybe you could help me out.
                   (キャロル、たぶん、あなたなら助けてくれるだろうと思っているのだけど)
Carol:   Well, Frank… What is it? (ええ、フランク、何に?)
Frank: I've got a formal party coming up. You know, one of those black tie  aaaaaaathings.                 (フォーマルなパーティーがあるのだけど、ほら、ブラックタイの)
Carol: So, what is it that you would like me to help?
                                                     (それで、わたしに助けて欲しいって何)
Frank:  Well, Carol, I was wondering…I'd appreciate it if you'd come with me.
           (それで考えていたんだけど、キャロル。もし一緒に行ってくれると、                                                         嬉しいんだけど)
Carol:  Oh, such a formal party? I don't know what to say. And when is it? 
       (あら、そんなフォーマル・パーティーへ?何て言えばいいのかしら。それ、いつなの)
Frank: It's on Friday night, this week.  (今度の金曜の夜なんだ)
Carol:  Friday night? Oh, I'm sorry, Frank, I already have plans on that evening. 
            (金曜日の夜なの、あら、ごめんなさい。                                                                                            フランク、その夜はもう約束(計画)があるのよ)

 ”Maybe you could help me out”は、カジュアルな関係の場合に、人に何かを頼む時に使います。”One of those black tie things”Thingsは付けないこともあります。Things は何かを説明する時に使います。これはフォーマルでも使えます。前に話したことを繰り返すときにも使っています。たとえば、ハワイの件という時に、 “The Hawaiian thing”と言います。  

 「〜していただければ幸いです」と言いたい時、定型として、 I would appreciate it if you could 〜.” を覚えましょう。 どちらかというと、フォーマルですから、手紙やメールにも使えます。それから、もう約束がある、をもっとフォーマルに言いたければ、 I have a previous engagement.” と言います。

 映画「メリーに首ったけ」(There's Something about Mary 1998)のベン・スティラーとキャメロン・ディアスの会話も参考にしてみてください。2人は高校の同級生ですから、カジュアルな関係です。
Terry: Hey, what are you doing tonight? Maybe you want to go out to dinner?
                                         (今夜どうするの、どう、ディナーにでも出掛けない)
Mary:   Listen, I'd like to. It'd be great, but I already have plans tonight. But I'm    aaaaaaaafree tomorrow night.
             (そうね、行きたいけど。すてきね、でも、今夜はもう約束があるの。                                                                                                     明日の夜はヒマよ)

第22回講座  誘いに応じる (友人の場合)

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 友人から誘いをうけて飲みにいくことになりました。友人と会ってからの会話をどのように展開するか、バーでの待ち合わせ場面で紹介します。
John:  Hi, Frank, good to see you. (やあ、フランク、どうも)
Frank:  Good to see you, too. I know I'm late, John...I got stuck at work.
                       (こちらこそ、どうも。遅れちゃって、ジョン、仕事で捕まっていたんだ)
John:  You didn't leave your office, did you ?  (仕事から抜けだせなかったのか)
Frank:  The way my job is, things come up at the last minute…
                                      (ぼくの仕事はギリギリ最後になって出てくる用事がある)
John:  Meeting after meeting, right? (会議続きなんだろ)
Frank:  Right! And I had to brief the President on the business dinner last night. 
                      (そうなんだ。それから、社長に、昨夜のビジネス・ディナーのことを                                                                                      報告しなければならなかった)
John:   Anyway, what would you like to drink?   (とにかく、何を飲む)
Frank:  I'll have what you're drinking. (きみと同じものを飲むよ)
John:  Great. A martini, shaken, not stirred.                                                                                                 (すばらしい。マティーニ。ステアじゃなくて、シェークで)
Frank: John, how's your life?  (ジョン、生活はどう)
John:   Well, so-so.
(うん、まあまあ)

というわけで、友人同志の楽しいひとときが始まります。会った時の挨拶は、友人同志なので、”Good to see you.”を使っています。これは、ビジネスや正式な場面では、”Good evening”のほうがよいでしょう。 “I got stuck at work.” (仕事に捕まっていた)や”Meeting after meeting” (会議続き)、”To brief 〜 on”(〜に〜のことを報告する)はよく使います。”How's your life?”は、相手の様子を聞く時によい表現です。

 “A martini, shaken, not stirred”(マティーニ。ステアじゃなくて、シェークで)は、英語国民なら誰でも知っている007の名セリフです。007の最初の映画「ドクターノウ」(Dr. No 1962)の会話を紹介します。
Dr. No: A medium dry martini, lemon peel, shaken not stirred.                                 (甘口でもなく辛口でもないドライ・マティーニ、レモンピール。                                                                                                   ステアじゃなくて、シェークで)
  Bond: Vodka?  (ウォッカで)
Dr. No: Of course. (もちろん)
ボンド映画は、最初からウォッカ・マティーニでした。それで、ウォッカ・マティーニが世界中に流行しました。

第23回講座  誘いを受ける (ボーイフレンドの場合)

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 今回は、ボーイフレンドに誘われて、応じた時の会話はどうするかを学びたいと思います。2 人はあるコーヒーショップで待ち合わせます。フランクとエリンの会話を再現してみましょう。
Frank: Hello. Erin, nice to see you. (こんにちは、エリン、どうも)
  Erin:   Hi, Kazuo, good to see you. Long time no see.(ハーイ、フランク、どうも、しばらく)
Frank: Long time no see. What do you mean? We met last week, didn't we?
                               (しばらくだって、それ、どういう意味?先週会ったじゃない)
  Erin:  To me, one week is a long time. (私にとって、1週間は長い時間よ)   Fank:  It's very sweet of you to say so, Erin. (君って、いつもうまいこと言うよね、エリン)
  Erin:  That's very true, you know. I have been looking forward to seeing you. 
                     (本当よ。知っている。あなたに会うのをとても楽しみにしていたの)
Frank:  Me, too. You look beautiful.  (ぼくもだ。きれいだよ) 
  Erin: Thank you. You're wonderful.  (ありがとう。あなたもステキよ)
Frank:  And you look hot in your dress.  (そのドレス、セクシーだね) 
  Erin:   I bought it for this occasion. Do you like it?                                                                                                     (今日のために買ったのよ。気に入った)
Frank:  Very much. Now, look, Erin, tonight I'm going to take you to one of aaaaaaaaTokyo's most fascinating places. It's near Tokyo Station.
                (とてもいいよ。ねえ、エリン。今夜、きみを東京で                                                        最もステキなところに連れて行くか らね。東京駅の近くにあるんだ)
となって、2人は楽しいひとときを過ごすわけです。話す相手がガールフレンドなので、全体に親しみがこもっていて、カジュアルな会話になっています。会った時は、”Nice to see you.”で始まります。”Long time no see.”(しばらく)は、カジュアルな挨拶です。ビジネスや正式な場面では、”It's been a long time.”を使います。“You look hot in your dress.”は、スラングっぽいですが、相手がガールフレンドですから許されます。そして、相手のことをほめることは、とても大切ですね。”One of Tokyo's most fascinating places”という表現ですが、英語のOne ofはたくさんあるうちの一つを表します。これを”Tokyo's most fascinating place”というと、東京には魅惑的な場所は1つしかない、ということになってしまいます。

 ヒッチコックの映画「泥棒成金」(To Catch a Thief 1955)で、ケーリー・グラントは黒のタキシード、グレース・ケリーは白のストラップレスのイブニングドレス。胸にはダイヤをちりばめたネックレス。窓からは海面に反射する花火。これはハリウッド映画の中でも最も贅沢でセクシーなシーンです。
Francie: If you really want to see fireworks,it's better with the lights out. I have a aaaaaaaaafeeling that tonight you're going to see one of Riviera's most fascinating aaaaaaaaasights. (もし本当に花火を見たいのなら、明かりを消した方がいいわ。aaaaaaaaaaaaaa    今晩、リビエラで最も魅惑的な光景を見せてあげられると思うの)

 英語を勉強するなら、オードリー・ヘップパーンの「ローマの休日」をおすすめします。新しいものでは、キューブリックの「アイズ・ワイド・シャット」がよいです。この映画は、洗練されている英語を話しています。

第24回講座  誘いを受けて (上司の場合)

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 上司の誘いに応じた時、どのように会話をするか、あるレストランでの会話を紹介します。2人はレストランで待ち合わせをしています。原島さんとGrand社長の会話です。
George: Good evening, Mr. Grant. Thank you for the invitation.
                                    (今晩は、グラント社長、ご招待ありがとうございます)
  Grand: Thank you for coming this evening, George、I'm really glad you could aaaaaaaaacome.    (ありがとう。原島さん、今晩、あなたが来られてよかったです)
George: This is good of you. I know how busy you must be.
                       (どうもご親切に。あなたがお忙しいことはよく存じています)
  Grand: I hope you are going to like this restaurant.
                                                   (このレストランが気に入るといいんですが)
George: This is a lovely place. I hear it is one of the best French restaurants in aaaaaaaaaTokyo.
         (とてもいいですね。東京で一番のフランス料理のレストランと聞いております)
  Grand: It serves very good wine. Do you have any particular wine in mind?
                      (とても良いワインを出します。特別お好きな銘柄はありますか)
George: Well, I'm afraid I don't know much about wine.
                                                 (はあ、あまり、ワインのことは詳しくないので・・・)
  Grand: OK. Let me choose wine for the night. (今夜のワインを選ばせてください)
George:  Please do, Mr. Grant.  (よろしくお願いいたします、グラント社長)
  Grand: By the way, George, what TV programs do you normally watch during aaaaaaaaathe week?
            (ところで、ジョージ、週のうちで、いつも見ているテレビ番組は何ですか)
George:  Well, I watch morning news, quiz shows, classical cinemas and so on.  aaaaaaaaaMr. Grant, why do you ask me?
        (そうですね。朝のニュース、クイズ番組、それからクラシック映画とか。                                                                グラント社長、なぜ、 お聞きになるんですか)
  Grand:  Well, in order to expand our sales. I'm thinking about the possibility of  aaaaaaaaaTV commercials. So, I wanted to hear your opinions about them.
          (わが社も売上を伸ばすために、テレビでコマーシャルを流そうかと考えて   aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaいます。それで あなたの意見を聞きたかったのです)

 話す相手が社長なので、全体に丁寧できちんとした会話になっています。会った時には”Good evening.”で始まり、相手の名前をきちんと呼び、“Thank you for the invitation.”と、礼を失しない表現を使ったり、”I'm afraid I don't know much about wine.”などと控え目な言い方をしたりします。 “I'm thinking about the possibility of 〜”は、「〜についての可能性を考えている」というビジネスの表現ですし、”I wanted to hear your opinions about 〜”(〜についてのあなたの意見を聞きたい)も参考にしてください。

 映画「ビューティフル・マインド」(A Beautiful Mind 2001)から、天才肌のナッシュ教授(ラッセル・クロウ)が、むずかしい数学の問題を解いているところへ、聴講生のアリシア(ジェニファー・コネリー)が来て、夕食へ誘う場面です。
Alicia: I was wondering Professor Nash, if I could take you to dinner? 
                                          (ナッシュ教授、ディナーにお連れしようと考えていますの)
Nash:  Well...? (うん)
Alicia: You do eat, don't you?  (お食事されるのでしょ)
戸惑っている教授に向かって、あなたも食事をされるのでしょうと聞いているのがおもしろいところです。

第25回講座  フォーマルパーティーで

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 これまで、誘いを受けたときの断わり方と受け方の実例を紹介してきましたが、今回は、フォーマルなパーティーを受けたときにどうするかを研究します。そのパーティーで別の人を紹介されるということで、3人の会話です。
フランク:  Thank you so much for coming this evening, Mr. Harashima.
                   (原島さん、今晩、あなたに来ていただき、ありがとうございます)       原島 :  Good evening, Mr. O’Conner. Thank you for the invitation.
                                    (今晩は、オコーナーさん、ご招待ありがとうございます)
ボ-ル :  Mr. Harashima, have a drink and enjoy the party. And this is Paul Miller. aaaaaaaaA friend of mine. (原島さん、飲んで、パーティーを楽しんでください。                                                           それから、こちらが友人の ポール・ミラーさんです)
原島 :  Pleased to meet you, Mr. Miller. (ミラーさん、お目にかかれて嬉しいです)
ミラー  :   I've been hearing about you for months.
                                                   (何か月間も、あなたのことを聞いていました)
原島 :  Yes...I 'm very happy to meet you. What kind of work do you do, Mr. Miller?
                   (そうですか。お目にかかれてとてもうれしいです。                                                                           ミラーさん。どんな仕事をされているんですか)

 このようにパーティーは進んで行きます。丁寧できちんとした会話です。最初は、”Thank you so much for coming”で始まり, 相手の名前をきちんと呼び、”Thank you for the invitation.”とお礼を言っています。”I've been hearing about you for months.”(何か月間も、あなたのことを聞いていました)は、現在完了進行形で、あなたのことをずっと聞いていたという意味です。
 “Have a drink and enjoy the party.”は、相手に対する心遣いが現れています。相手の仕事を聞く場合、”What kind of work do you do?”は、フォーマルなビジネス場面での聞き方で、プライベートなら、”What do you do?”のほうが自然です。

第26回講座  久しぶりに知り合いに会う

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 今回からは、日常会話でこれだけ知っていれば安心という基本的な表現を取り上げて行きます。今日は知り合いの人に久しぶりで会ったときの挨拶です。     たとえば、私とフランクが、長い間、会っていなかったようなとき、3ヶ月でも1年でもいいのですが、フランクは私に何と言うでしょう。
フランク: Harashima san, it's been a long time. How have you been?
                                          (原島さん、しばらくですね。どうなさっていましたか)

 これは、きちんとしたフォーマルな言い方ですから、誰に対しても使えます。私も”It's been a long time.”と返します。このIt'sは、It has が略されています。文法的には、ずっと長い時間が経過した、ということで、継続を表す現在完了形を使っています。それからカジュアルな言い方として、 ”Long time no see.” (しばらく)というのは、どうですか?
 これはブロークンイングリッシュで、アメリカへ移住した中国人が最初に言い出したといわれています。それをアメリカ人がおもしろがって、真似しているうちにポピュラーなフレーズになってしまいました。この表現はイギリスでも使われています。
”How have you been?” (どうなさっていましたか)には、”I have been very busy with my job.” (仕事でとても忙しくしていました) と現在完了の形で答えたり、 ”Nothing. Just day in and day out.” (何もしないで、日を過ごしていました) と単語だけで答えたりできます。挨拶ですから、軽く、要点だけを答えます。 ”So-so.” (まあ、まあ)と言うこともあります。

 映画「僕たちのアナ・バナナ」(Keeping The Faith 1999年エドワード・ノートン監督/主演)で、"アナ・バナナ"というニックネームを持つアナ・ライリー(ジェナ・エルフマン)が、16年ぶりに小学校時代の男友だちに会ったときの会話です。
Anna:  How are you? Who are you? Tell me everything. I wanna know… job, girls, aaaaaaanews?   (しばらく、あなた誰なの?話して。知りたいわ。                                                                                                     仕事は、女の子は、ニュースは)
Brian: You start. (君から話してよ)
Anna: Job is good. Really good.  (仕事は順調よ。とても順調)
Jake : Men?  (男性は・・・)
Anna:  I take yoga. That's my life. I don't have time for relationships.
                (ヨガを習っているの。それに夢中よ。男性とつき合う時間はないわ)
小学校からの友だちですから、いきなり、”Who are you?”と冗談を言ってから、「仕事、女の子、ニュースは」と聞いています。WannaWant to がつまった形。Relationships は異性関係のことです。

第27回講座  人を誘う

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 人を誘う場合の基本的表現は
 What about having lunch with me?  (私と一緒にランチをいかがですか)
と言います。この表現は、フォーマルでもカジュアルでも使うことができます。これは、What about+名詞/動名詞(動詞にingをつけて名詞にしたもの)と覚えればよいのですから簡単です。”How about 〜?”でもかまいません。お好きなほうを選んで使ってください。
 What about shopping?  (買い物に行きませんか)
 How about driving?  (ドライブに行きませんか)
 What about going to see a baseball game?  (野球を見に行きませんか)
次のように使うこともあります。
 How about seeing me?   (私に会いませんか)
 What about coming to my house?  (私の家へいらっしゃいませんか)

 このような誘いに対して、返事は次のように言います。Yes.なら、”I'd like to.”、女性は、”I'd love to.”と言います。親しい間柄なら、”Great.”(いいな)とか”Cool.”(すばらしい)とカジュアルに言いましょう。また、”Let's.” (Let us)というのもあります。「〜しましょう」の動詞を略した言い方です。
 Noなら、”I can't.”、丁寧に言うなら、”I'm afraid I can't.”と言います。それから、前か後に相手の名前をつけるとフォーマルになります。たとえば、
 What about discussing future plans, Mr. Harashima?”
                                               (原島さん、これからの計画を話し合いましょうか)
となります。返事は、”I'd like to, Mr. O'Connor.”(オコーナーさん、そうしましょう)です。それから、カジュアルのときしか使えませんが、動詞を省略して、
 What about some coffee?   (コーヒーでもどう)
 What about some music?  (音楽でも)
 What about something?  (何かどう)
とも言えますよね。また、他にも、言い方として、”Will you have lunch with me?” もあります。

 ヒッチコックの映画「北北西に進路をとれ」(North By Northwest 1959)のシーンから、ビジネスマンのロジャー・ソーンヒル(ケーリー・グランド)と謎の女性イブ・ケンドル(エバー・マリー・セイント)の会話です。場所はシカゴのホテル。
Roger: What about having dinner with me? (僕と一緒に夕食をどう)
   Eve: You can't afford to be seen any place. (でも人から見られたら困るんじゃない)
Roger: Let's have it up here nice and cozy !  (ここで、しようよ。居心地がいい)
   Eve: No. I...I can't.  (だめなの)

第28回講座 飲み物などを聞く

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 日常会話でこれだけ知っていれば安心という基本的な表現。今回は、バーやコーヒーショップに行ったとき、相手にむかって、何を飲むかを聞いたり、それに答えたりする表現です。フォーマルでもカジュアルでも、誰に対しても使える言葉として、
 What would you like to drink? (何をお飲みになりますか)
があります。相手の名前を入れれば、もっとフォーマルになります。カジュアルな言い方で、自分の家などで相手に言う表現としては、
 What can I get you to drink? (飲み物は何にしましょうか)
も使います。その返事の仕方では、
 Coffee, please.  (コーヒーをお願いします)
 I'll have a martini.   (わたしはマティーニにします) 
というように、”I'll have 〜.”の形で答えることもあります。それでは、フランクとわたしでそういう場面をやってみましょう。最初は、どこかのバーへ行って、一杯飲もうというときです。
   原島: What would you like to drink, Frank?  (何を飲みますか、フランク)
  フランク: Well, I think I'll have beer.  (そうですね。ビールにします)
   原島: I'm having a martini.  (私はマティーニにします)

 さて、次は、私がフランクの家に行った場合です。
  フランク: What can I get you to drink?   (飲み物は何にしましょうか)
  原島: Well, whatever you say.  (さあ、あなたの言うものを何でも)
  フランク: I'm having a Manhattan.   (ぼくはマンハッタンにしますけど)
   原島: Oh, make it two.   (それでは、それを2つ)
  フランク: O.K. (オーケー)
それから、レストランなどで、フォーマルに相手の飲み物を聞きたいときには、 What would you like to have (drink), Mr. Harashima. (原島さん、何を召し上がりますか) と言いましょう。つまり、相手に食べ物か飲み物を聞くときには、この言い方をひとつ覚えておけばいいということです。

 映画「ノッティング・ヒルの恋人」(Notting Hill 1999年 ロジャー・ミッチェル監督)で、 ジュリア・ロバーツが、ロンドン郊外のノティング・ヒルへ来て、ヒュー・グランドと交わす会話です。彼は彼女に飲み物を勧めていますが、ジュリアが応じないというシーンです。
 William: Would you like a cup of tea before you do?                                                                                          (いらっしゃる前に紅茶でもいかがですか)
   Anna:  No thanks. (いいえ、けっこうです)
 William:  Coffee?  (コーヒーは)
  Anna: No.  (いいえ)
 William:  Orange juice, probably not. Something else cold coke, water? 
          (オレンジジュース、多分いりませんね。ほかの冷たいもの、コーク、水でも)
  Anna: Really, no. (本当にけっこうです)
 William: Do you always say 'no' to everything?                                                                                                           (いつも、なんにでもNoと言うんですか)
  Anna: No…

第29回講座 乾杯するとき

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 前回は、相手が何を飲むかを聞きましたけど、今回は、それから後の会話、つまり、目の前に飲み物が来たときにいう言葉を学びます。次の言葉を覚えていてください。グラスをあげて、
 Here's to you !   (あなたのために!)

 その人の気持ちが表われている表現です。フォーマルでもカジュアルでも、誰に対しても使えます。”Here's to you!”youを入れかえるだけで、いろいろに使えます。
 Here's to your new house !  (あなたの新しい家のために(乾杯)!)
 Here's to our reunion !  (われわれの再会のために(乾杯)!)
 Here's to your new job !  (あなたの新しい仕事のために(乾杯)!)
いわれた相手の返事は、”Thank you.”です。
 ”Here's to you!” (あなたのために)と、言い返してもよいです。「乾杯」ということで、おたがいに、”Cheers”と言い合うこともあります。それから、”Here's to 〜 !”Here'sを略して、”To you” (あなたに)だけにすることもあります。
 To your new job. (あなたの新しい仕事に)
という場合もあることを覚えましょう。これもフォーマルでもカジュアルでも使えます。 スピーチなどの意見に賛成するときに、その人に向って、”Here, here!”と、Here を2回くりかえすことがあります。「賛成、賛成」と同意する言葉です。そのとき、グラスをあげて、言います。Here.の別の使い方として覚えておきましょう。

 映画「カサブランカ」(Casablanca 1943 マイケル・カーティス監督)で、久しぶりに再会した恋人同志の会話を聞きましょう。
Rick: Who are you really? And what were you before? What did you do and aaaaaawhat did you think? Huh?                                                                                 (一体きみは誰なんだ?前は何だったの、何をしていて、何を考えていたの、え?)   Ilsa: We said "no questions".   (何も聞かないって言ったでしょ)
Rick: Here's looking at you, kid.  (きみの瞳に乾杯、ね)

第30回講座  Thank You

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 “Thank you”は、相手に対する敬意と感謝を表すので、お礼を言うとき以外に、「失礼します」や「よろしく」にも使えます。お礼を言うときのいくつかの例をあげると、
 Thank you for everything.  (いろいろお世話になりました)
 Thank you as always.  (いつもお世話になっております)
 Thank you very much.  (本当にありがとうございます)
“Thank you”は、”I thank you.”(私はあなたに感謝しています)の”I”を省略した形ですから、特に丁寧に言いたいときには、元の形をそのまま使って、
 I thank you.  (ありがとうございます)
 I thank him.  (彼に感謝しています)
 You'll thank me soon.  (近いうちにあなたは私に感謝しますよ)
と言うこともできます。それから、”Many thanks”.と感謝の気持ちを表したり、”A thousand thanks.” ”A hundred thanks.”と感謝感激の気持ちを表したりすることもあります。Thank youの後にForをつければ、「〜に対して感謝する」 となります。
 Thank you very much for all your trouble. (いろいろご面倒をかけて、すみません)
 Thank you very much for your kindness.  (ご親切に感謝しています)
 Thank you very much for your consideration.  (ご配慮に感謝いたします)
 Thank you very much for your attention.  (ご配慮に感謝しています)
というときもありますね。また、
 Thank you enough for coming here. (来ていただいてとても感謝しております)                                               (わざわざ来ていただいてありがとうございます)
 I can't thank you enough for the beautiful present.
                             (すばらしいプレゼントになんてお礼を言ったらいいでしょうか)
という丁寧な言い方もあります。もうひとつの使い方で、
 Thanks very much but no thanks. (それはどうもありがとうございます。でも結構です)
と「ご好意だけいただきます」という断りの言葉もありますが、これは、慇懃無礼な感じを与えることがありますから、使う場所を考えましょう。

 映画「ユー・ガット・メール」(You've Got Mail 1998 監督・製作・脚本:ノラ・エフロン)のコーヒーショップのシーン。Thanksの使い方を見てください。
Stranger: Would you mind if I sat down?  (座ってもよろしいでしょうか)
Kathleen: Yes. Yes, I would. Actually, I'm expecting someone. Thanks.  
                        (いいえ、だめなんです。実は人を待っていますので。すみません)

第31回講座 未来のことを話す

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 “I'm going to see Emi tomorrow afternoon.”などのように、予定を話すときは、現在進行形“be going to”を使います。来月しようと思っているときも、”I'm going to buy a personal computer next month.”と表現します。これは「〜するつもり」という意向ですが、これも予定と同じ現在進行形を使います。では、そのパソコンが、明日中に買えば、安く買えるとしましょう。そのときは、
 I will buy a personal computer tomorrow.
のように、強い意志を表すWillを使います。助動詞Willは意志(必ず〜する)や推測(必ず〜になる)を表します。したがって、「明日、Emiに会うぞ!」では、 
 Tomorrow, I will see Emi !
となります。”I'm going to see Emi.”では単なる予定になってしまいます。Willを使うと、“ぜひ会いたい”という意志入ります。それから、少し堅い感じがしますけど。未来のことを話すときに、予定や意図をあらわすPlanIntendなどの動詞を使う場合もあります。たとえば、
 I intend to get a dog.
 I plan to return England this year.
「未来のことを話す」では、予定や意向なら、現在進行形”Be going to”PlanIntend 、強い意志の場合はWillを使えばいいのです。
 I'm going to have lunch with Sato san tomorrow.(予定)
 I'll lose five kilograms before summer. (意思)
 He plans to write more books this year. (意向/計画)
未来のことを話すときには、予定なのか意志なのか、きちんと区別して話してください。

 映画「裏窓」("Rear Window" 1954 アルフレッド・ヒッチコック監督)から、グレース・ケリーとジェームズ・スチュワードの会話です。ここで、グレースは予定と意志を使い分けて話しています。
Lisa: I'm going to stay with you. (あなたのところに泊まることにしたの)  
Jeff: Well, you'll have to clear that with mylandlord. And I just have one bed.
       (家主の承認をもらわなければいけないよ。それにベッドはひとつしかないんだ)
Lisa: If you say anything else, I'll stay tomorrow night, too.
                                         (それ以上言ったら、明日の夜も泊まっちゃうから)
グレースの言葉が "Be going to"からWillに変わっていて、気持ちの変化がよく表われています。

第32回講座 現在形の使い方 その1

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 先日、箱根のホテルで、アメリカ人の従業員に会いました。彼の日本語の上手なこと!カタコトではなく、文法的に正しい上品な日本語でした。外国語は、少し発音が悪くても、流暢でなくても、きちんとした言葉を話すことが大切です。
 どこかへ行くときには、電車ですか、車ですか、と聞かれて、いつも電車の場合は、”I always get the train.” (私はいつも電車に乗っています/電車を使っています)となります。現在形の使い方のひとつは「習慣」を表します。たとえば、
 I get up at six. (私はいつも6時に起きます)
つぎに、「一般論」、たとえば、職業を話すときなどで、
 I work for a convenience store part-time. (パートで、コンビニで働いています)
それから、「現在」の状態を表します。
 We need money to start business. (事業を始めるにはお金が必要です)
現在形のフレーズをもう少しあげてみると、
 I watch TV news every morning. (私は毎朝テレビニュースを見ています) (習慣)
 What do you do? I work for a car sales company. 
                (お仕事は何ですか?車の販売をしています) (一般論)
 Haruko seems tired.  (春子さんは疲れているようです) (現在の状態)
このほか、現在形は「一般的な事実」や「真理」などを表します。次の講座ではこの点について学びます。まずは、現在形の3つの使い方をきちんと覚えてください。