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この「おしゃれなマナー英語講座」は、約1 年にわたり、原島氏が読者に配信してきたマナー英語シリーズです。当シリーズの原作は、原島氏と日本滞在が長いイギリス出身のフランク・オコーナー氏の対談形式となっています。量が多いため、原島氏のご了解を得て、対談形式からテキスト形式に編集してあります。映画のセリフなどを交えながら、楽しくマナー英語が学べます。丁寧で美しい言葉づかいは、あなたを魅力的に見せます。機内サービスで、英語面接で役立たせてください。 なお、当講座の著作権は、すべて原島一男氏に帰属しています。 無断での複写・複製・転載はご遠慮ください。スチュワーデス塾


原島一男(はらしまかずお)氏 紹介
* 慶応義塾大学経済学部卒業。米国ボストン大学大学院コミュニケーション学科
(School of Public Relations and Communications, Boston University)へ留学

後,1959年NHK国際局へ入局し,1991年までの32年間、英語ニュース記者、英語番組チーフプロデューサーなどを務める。その後、山一電機株式会社で取締役経営企画部長(Director, General Manager of Corporate Planning, Yamaichi Electronics)を務める。現在はフリーランスのジャーナリスト。日本ペンクラブ(The Japan Pen Club)会員。日本記者クラブ(The Japan Press Club) 会員。映画英語教育学会(The Association for Teaching English through Movies) 会員

原島一男ツイッター https://twitter.com/kazuoharashima

「エチケットとマナー講座」(スチュワーデス塾)へ

講座 第1回〜第25回

 

講座 第26回〜第50回

 

 

第1回講座  レストラン

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一流レストランで、日本人が一番犯しやすいマナー違反は、テーブルに置かれた食器を動かしてしまうことです。レストランで、お互いの皿を、自分たちで交換している光景にもぶつかることがあります。食器を持ち上げることも、やってはならないことなのです。また、ワインやビールの注ぎ足しも自分たちでやってはいけません。スプーンを落としたときは、ウェイターに拾ってもらいます。注ぎ足してもらいたいときは、
 Excuse me, waiter. Could I have some more beer, please?”
 Some more wine, please?

スプーンなどを拾ってもらいたいときは、
 Sorry. Could I have another spoon, please?
 Excuse me, waiter. I dropped my spoon.
 Would you bring me another one, please?

アントレをお互いにShareしたいのであれば、
 We’d like to share our dishes. Would you help us, please?

そして、PleaseThank youをかならず付け加えます。PleaseThank youは使いすぎることはありません。PleaseThank youを何度も使うだけで、お嬢様がマイフェアレディーになるのです。

イギリスでは、小さい子供に、P(please)Q(thank you)に注意しなさいと教えます(Mind your P’s and Q’s)。ただし、ウェイターの目を見ながらです。この言葉をあらゆる機会に使えなければなりません。また、この2つの言葉があなたを上品にさせます。そして、友だち同士では、“Can you.…”でかまいませんが、目上や見知らぬ人に頼む場合は、“Could you…”を使います。

第2回講座  料理のお味は

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食事中に、ウェイターが料理の感想をたずねてきます。一流のウェイターのサービスは、本当に気持ちがよいものです。「ウェイター」とは「待つ人」そのものです。お客様へのサービスタイミングをわきまえていて、それが自然な感じなのです。海外では、おしゃれな英語とマナーをわきまえていると、とてもよいサービスを受けることができます。食事が進むと、料理の途中で、ウェイターは料理の感想を次のように聞いてきます。
 How do you like our dishes? We hope you like them as much as we do.
              (料理はいかがですか。お気に召していただけると思います)
そのときには、
 Well, just wonderful.  I'm enjoying these dishes.                                                (すばらしい料理を楽しんでいますよ)

のように言うこともあります。
 Well this is exactly what I want. (こんな料理をちょうど食べたかったんです)

海外では、サービスされる側から尋ねられたら、すぐに応えることが礼儀です。しかも、GoodExcellentだけでなく、ワンセンテンス付け加えられたら、もっとスマートになります。

第3回講座  お酒の注文

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食事の種類に合わせて、お酒を選ぶと食事がもっとおいしくなります。日本料理でも、たとえば、白身のお刺身と白ワインはとっても合います。ソムリエが、食事中に、ワインをすすめてくるのも、料理をもっとおいしく召し上がっていただくための、お客様に対する気遣いですから、きちんと応えてあげないといけません。そのようなときに、ソムリエに返事をしないで無言でいることは、マナーに反します。ソムリエは次のように尋ねてきます。
 Would you like some wine? Here is the wine list. 
                                             (ワインはいかがですか。こちらがワインリストです)
いきなり分厚いワインリストを見せられても、戸惑うときがあります。そのようなときは、
 Waiter, can you recommend a good red wine to go with our meal?
                                   (ウェイター、私たちの料理によく合う赤ワインはありますか)

ワインは、ボトルで注文するのが原則ですが、ホテルやレストランでは、グラス売りを用意しているところもあります。これを注文することもできます。そのときは、
 Excuse me, waiter, I’d like a glass of red wine, if possible.
                         (すみません、ウェイター、赤ワインをグラスでいただきたいのですが)
 Excuse me, Waiter, can I order wine by the glass?
                                        (すみません、ウェイター、ワインをグラスでお願いします)

自分が望まない料理やワインが出てきても、がまんして食べたり、飲んだりしている日本人を多く見かけます。がまんすることは、かえってウェイターに失礼にあたります。

第4回講座  望まないサービスを受けたとき

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魚料理を注文したのに、肉料理が出てきたり、ビールを頼んだのにワインが出てきたり、どう言えばよいのか困ることがあります。注文したものと違うものがサービスされた場合は、はっきり伝えることが大切です。
 I’m afraid this is not what I ordered.
                                        (すみません、これは注文したものではありません)

 I think I ordered a steak.  (ステーキを頼んだと思います)

“I’m afraid”(残念ですが)とか”I think”(〜と思います)をつけて、表現を和らげることも必要です。そして、何を頼んだのか伝えます。
 I’m afraid I didn’t order fish, I ordered a steak.
                          (すみませんが、私はお魚ではなく、ステーキを注文したのです)
Excuse me, waiter, this isn’t what I ordered, I ordered a steak.
        (すみません、こえは私が注文したものではありません、                                                                                         私はステーキを注文しました)

あるいは、メニューを持ってきてもらって、注文した料理を指しながら、
 This is what I ordered, right?

大切なのはコミュニケーションですから、意思の疎通をきちんとします。ある時、箱根のホテルでの経験です。私の席の隣に座っていたアメリカ人旅行者が、朝食のタマゴの焼き加減が注文と違うと言っているのです。スクランブルエッグをもっと柔らかくとお願いしましたと・・・。そのホテルでは、どうするのかなと興味がありました。すると、担当のウェイターは、じっと聞いて、「わかりました」と言って、作り直したものを持ってきました。そのような対応は、はたで見ていても気持ちがよいものです。

旅行先での出来事は、誰でもよく覚えていますし、どこへ旅行しても、よい思い出を残したいものです。ウェイターとのやりとりも、スムーズに無理のない形で進めたいものです。ベルリンのホテルでは、部屋が期待したものではなかったので、理由を話したところ、すぐに別の部屋へ案内してくれました。今でも、そのホテルにもう一度泊まりたいと思っています。そのような親切に接したときには、
 Thank you for your trouble. (お手数をかけてありがとう)
などと言って、チップを多めにする配慮も大切です。

第5回講座  デザートコースで

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サラダが終わると、ウェイターがデザートをすすめます。欧米では、デザートをとても大切にしています。食事の思い出をしめくくるポイントですから・・・。日本では、食事のおまけ程度に考える人もいますが、その辺が違うところです。デザートについても、それぞれのレストランは、特別の工夫をしています。ウェイターはメニューを出して、次のように言うでしょう。
 What would you like for your desert?   (デザートは何になさいますか)

ディナーでのデザートのお菓子は、甘いもので、柔らかいものに限られています。そして暖かいものも、冷たいものもあります。
 I will have a custard pudding. (カスタードプディングをお願いします) 
 Chocolate ice cream, please. (チョコレートアイスクリームを)

選ぶのに迷ったら、
 Which desert would you recommend?  (どのデザートがおすすめですか)
果物をデザートとして欲しいときは、 
 I’d like some fruit for desert. May I have a mango?                                                                (フルーツがほしいです。マンゴはありますか) 
 What kind of fruit do you have today?  (今日は、どんなフルーツがありますか)

私が好きなフルーツはキウイフルーツなので、下のようにウェイターに言うこともあります。
 Waiter, do you have a desert that includes kiwi fruit?

くだものなどを手で食べるデザートには、フィンガーボールが出てきます。これは指先だけを洗うものですから、両手を入れないで、片手ずつにしましょう。 デザートを断るときは、
 I won’t have a desert, thank you. (デザートは結構です。どうも)
 No desert, thank you. (デザートは要りません。どうも)

となります。

デザートがどんなに大切でも、無理に食べることはありませんので、断ってもかまいません。ただし、”Thank you”を忘れないようにします。

フランス料理の場合、デザートの前にチーズが出てくることもあります。チーズはトレイに乗せてあり、選べるようになっています。好きなものを指でさして注文できます。ワインと同じ産地のチーズを食べるのもよいです。ボルドーワインなら、ロックフォール・チーズとなります。

第6回講座  食後のコーヒー

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ヨーロッパ人は、食後のコーヒーをブラックで飲む人が多いです。料理の締めくくりという感じがするそうです。ときどき、ブランディと一緒に飲んでいます。
 Coffee and brandy at the same time, please.                                                           (コーヒーとブランディを一緒にお願いします)
と注文します。葉巻たばこも欲しいときは、
 We would like to smoke cigars with brandy.
                    
(ブランディと一緒に、葉巻たばこを吸いたいです)

食後にアイリッシュ・コーヒーを飲む人もいます。アイリッシュ・コーヒーは、アイリッシュ・ウィスキーをバーナーで暖めてから、火をつけて燃やして、それにコーヒーを加えるものです。食後に、あの燃え上がる炎を見るだけでも価値があります。
 May I have an Irish coffee, please? (アイリッシュ・コーヒーをいただけますか)
 I would like an Irish coffee, please. (アイリッシュ・コーヒーをお願いします)

若い女性がテーブルで、受け皿と一緒に、カップを持ったり、両手でカップを持ったりしている姿を見ます。これはマナーに反します。コーヒーや紅茶を飲むときは、受け皿を持ってはいけません。ただし、立食やテーブルから離れているときは例外です。それと、スプーンをカップに入れっぱなしにするのもいけません。

ヨーロッパでは、食後酒(リキュールLiqueur)を希望する人が多くいます。私自身は、グラン・マニュエル(Grand Marnier)が好きでいつも飲んでいます。薄い緑色をした、修道院で作られているという、シャトルーズ(Chartreuse)なども好きな食後酒の一つです。注文の仕方は、アイリッシュ・コーヒーのときと同じです。
 May I have a Grand Marnier (Chartreuse), please.                                                                                                (グラン・マニュエル(シャトルーズ)をいただけますか)
 I would like a Grand Marnier (Chartreuse), please.
                         
(グラン・マニュエル(シャトルーズ)をお願いします)

この注文の仕方は、飲み物だけでなく、すべての料理に通じていますので、しっかり勉強しておくとよいです。日本語と同じように、英語でも、決まった表現がありますので、それを間違えずに覚えましょう。

食事テーブルでのたばこは、原則として、テーブルに灰皿が置かれていない場合は、遠慮したほうがよいでしょう。従来は、デザートが終われば、吸ってもよいことになっています。しかし、社会は禁煙の方向に向っていますから、吸わないほうが安全です。どうしても吸いたいときは、
 Do you mind if I smoke?  (たばこを吸ってもよろしいですか)
と一緒にいる人たちに声をかけることが必要です。

このとき、”Yes.”と言われたら、「吸ってはいけない」ということになります。この場合のMindは「気になる」という意味ですので、Yesがつけば、「気になります」となります。相手がたばこを吸うのを気にしないのであれば、”No I don’t.”とか”Please.”とか”Go ahead.”(どうぞ吸ってください)などと答えます。吸って欲しくないときは、ソフトな言い方として、
 Yes, I’m afraid I do mind.  (すみませんが、吸わないでください)
と伝えるとよいです。

第7回講座  食後の支払い

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レストランは、コーヒーショップと違い、食事の支払いは、テーブルで行います。支払いを済ませてから席を立ちます。国によっては、チップを忘れないように置いてきます。勘定書をもらうときは、
 May I have a check, please?  (チェックをお願いします) 

“Check, please.” “Bill, please.”だけでもかまいません。昔、“Bill, please.”と伝えたら、ウェイターに”Would you like beer?”と言われたことがあります。LとRは間違えやすいので、その後、私自身は、Checkを使うようにしています。勘定書は、間違いがないかどうか、一応目を通しましょう。日本では、勘定書をあまり見ないでお金を払う人がいますが、目を通すのもマナーのうちです。それによってチップが含まれているかも確認します。
 Is the service charge included? (サービス料は入っていますか)
と聞いてもかまいません。チップの額は、勘定書の10%から20%の間です。充分満足できるサービスだったら20%ぐらい払ってもよいでしょう。人によって違いますが、だいたい15%が目安です。  

日本人は、それ以上に、チップを出してしまうことがあるとも言われています。サービスの質を見極めることが必要です。支払いがクレジット・カードの場合には、TipsとかGratuityというチップ欄がありますので、そこに金額を記入すればよいです。キャッシュの場合は、テーブルに置きます。友人同士のときなど、割り勘にするときの表現も覚えておきましょう。
 Let’s split the check, shall we? (割り勘にしましょう) 
 Let’s split this three ways. (3人の場合)

そのほかにも、
 It’s my turn to pay.  (私が払う番です) 
 Let me pay this time.  (今回は払わせてください) 
 My treat tonight. (今晩はわたしのおごりです)

次のような言い方もあります。
 I would really like to pay for today.  (今日は、ぜひ払いたいのです)
 I’ll be happy to let you pay next time. (次のときは払っていただきますよ)

第8回講座  コンセルジュに聞く

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コンセルジュとは、ホテルで、宿泊客が快適な滞在をできるようお手伝いしたり、地域情報を調べてくれたりしてサービスする人たちのことです。ロビーにデスクがあります。
パリのホテルに泊まったとき、コンシェルジュにレストランを紹介してもらいました。そのときは、フランス料理の店を頼みました。次の表現を使ってたずねます。
 Excuse me, but I’d like to have French food tonight. Could you advise me  a awhere  to go, please? 
       (すみません、今夜フランス料理を食べたいのですが、                aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa 
どこへ行けばよいので しょうか)

“Excuse me.”と呼びかけ、”I’d like 〜.”の構文を使って自分の希望を述べ、”Could you advise me where to go?”と頼みます。別の言い方では、
 Excuse me, but could you recommend a good French restaurant near here,   aaplease? 
       (すみません、この近くで、おすすめのフレンチレストランを教えてくだいませんか)

大切なのは、”Excuse me, but 〜.”ではじめることと、Pleaseで終わることです。コンシェルジュに限らず、人に対しては、きちんとした表現を使うとよいです。英語が苦手な人でも、PleaseThank youの2つは覚えておかなければいけません。あとは、単語だけでよいこともあります。アメリカ映画で、
 Dinner, 8 P.M., Nicola’s. (夕食、午後8時、ニコラス)
と言っているのを聞いたことがあります。単語だけの場合も、その前後に PleaseThank youをつけるだけで、完璧な英語になり得ます。

コンシェルジュは、その地域のことなら、何でも情報を集めているといえます。ほかに、観光、観劇、スポーツ、飛行機などの交通機関の情報も持っています。フライトの確認や変更もしてくれます。
 Excuse me, but we’re flying back to Tokyo tomorrow, could you re-confirm    aamy flight, please.                                                                                        (すみません、明日、東京へ戻りますが、フライトの再確認をお願いできますか)

日本人は、コンシェルジュにはチップ不要、と考えているところがあります。コンシェルジュは専門知識を持っている人たちです。そのための情報を集め、お客様に快適なホテルライフを送ってもらうため、日夜、努力しているのです。その努力と情報に対して、チップを忘れないようにしましょう。チップの額は、フロントデスクなどで教えてくれます。

第9回講座  ホテルで部屋の変更を依頼する

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ホテルに着いて、部屋に案内されたとき、その部屋が期待どおりでないことがあります。そのようなときには、荷物をほどく前に、ホテル側と話して、部屋を変えてもらいます。
 I’m afraid the room is not what I expected. Could you arrange for it to be aachanged, please?
  (残念ながら、部屋が期待どおりではありません。変えるように手配できますか)

“I’m afraid”で始まり、Pleaseで終わる言い方は、非常に丁寧で上品な印象を与えます。”arrange for it to be 〜.”は、手配する、という意味です。またどのような部屋がよいのか、希望を伝えるとよいです。
 I wanted a room facing the mountain. (山に面した部屋にしてほしい) 
 We wanted a room in front of the garden. (庭の前の部屋がほしい)

また、部屋の周りがうるさかったり、設備が物足りなかったりしたときは、
 I’m afraid my room is very noisy, could I have a quieter room? 
                                           部屋がうるさいので、静かな部屋はありますか) 
 Excuse me, but there is no a safe-deposit box in my room, do you have the aaroom with a safe-deposit box?                                                                                         (部屋に金庫がないのですが、金庫のある部屋はありますか)

希望がかなえられたとき、それなりのお礼が必要なときもあります。サービスに対するお礼がチップです。 気に入った部屋があった場合、次に泊まることも考えて、部屋の番号をひかえておくとよいでしょう。番号を忘れたときには、いつ頃、泊まったかを伝えれば、探してくれます。予約のとき、泊まる日程などを伝えたあと、
 I was wondering…I stayed at your hotel on December 20th, last year. I’d like aathe same room, if possible.
        (考えていたのですが、そちらのホテルに昨年12月20日に泊まりました。                                                             できれば
同じ部屋にしてほしいのです)
 I stayed in your hotel earlier this year in a room overlooking the garden. I’d like aato book the same room or similar one, please.
        (今年の初めに、そちらのホテルの庭がみえる部屋に泊まりました。                                             同じ部屋か似たような部 屋にしてほしいのですが)

第10回講座  ショッピング

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買い物をすること」と、「ショッピングを楽しむ」は、少し違います。楽しむわけですから、ただモノを買うだけでなく、ショッピングの思い出のようなものを、作ろうということなのです。それがショッピングの醍醐味といえます。ショッピングは店に入ったときから、店員さんとのふれあいを作ることが大切です。それには黙っていないで、必ず何か言うとよいのです。“Hello” “Hi” “Good afternoon”など何でもかまいません。

まず、店員の“May I help you?”に返事しましょう。“Thanks. I’m just looking.”というだけで、店員さんは、この人とはコミュニケーションができると安心します。黙っていると、何もはじまらないのです。日本の文化は、黙っていることが美徳と言われますが、海外では、言葉に出すことが大切です。モノを買う前に、何らかの会話があって、それから商談になります。YesNoだけでも充分です。必ず返事をします。

商品を目の前にして、話をすすめるときの言葉に、Aboutがあります。値段のことを言うときは、“About the price”と切り出します。
 About the price, do you have less expensive ones?”
となります。Cheapを使うと、品質が悪くて安っぽい意味になってしまします。もう少し明るい感じのものが欲しい場合は、
 About the color, I wanted to buy the brighter kind.

そして、求めていたものが見つかれば、
 This is just what I wanted.

その他のAboutを使った表現では、
 About the size, do you think it suits me? (サイズが私に合っていますか)
 About the quality, is this the best? (品質ですが、これがベストですか)
 About the shipment, could you mail it to Japan?                    (輸送ですが、日本に送れますか)

第11回講座  イギリス英語・アメリカ英語

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イギリスに行ってドラッグストアと言っても通じません。イギリスでは、薬局のことをChemist’sと言います。アメリカでは、DrugstorePharmacyです。イギリスでは、ApartmentFlatです。エレベーターはLiftと言います。地下鉄SubwayTubeといい、フレンチフライはポテトチップスです。

英語圏でも、国が違うと、言葉も違ってきます。それと同じように、言葉は活きていますので、時代とともに、意味合いも変化してきています。

たとえば、Coolがいい例です。これは、元々は、「涼しい」という意味で使われてきましたが、現代では、「ステキ」という意味で使われています。50年以上も前から、アメリカでは、「ステキ」という意味でした。最近になって、ポケモンがイギリスで放映されてからは、イギリスでも、Coolを「ステキ」という意味で使うようになりました。日本のアニメの影響なのです。アニメのことを、イギリス英語ではAnimation、アメリカ英語ではCartoonと言います。

第12回講座 コンシェルジェに聞く(フィットネスクラブ)

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五つ星のホテルには、どこでも、フィットネスやエステティックがあります。部屋に備え付けられている説明を読めば、大体のことは分かります。その先のことをコンシェルジュに聞くとき、
 Excuse me, there’s something I’d like to ask you.
と言います。そして、
 I’d like to try on your fitness facilities.
コンシェルジェは次のように答えることでしょう。
 Our fitness facilities are open for hotel guests twenty-four hours a day. You aacould go there any time.”
とか、
 It’s open from six to eleven.

どこのホテルでも、温水プールをはじめ、サウナや健康維持のためのマシンなどが揃っています。利用料の聞き方は、
 How much is the charge?
宿泊客は無料の場合は、
 Free of charge for hotel guests. 
となります。利用したければ、
 Do I have to make reservation?
と予約の必要性を確認します。

エステティックは、どこでも有料です。また、コースもいろいろあるようです。エステティックのことを、英語では、Aesthetic treatmentと言います。Aesthetic treatmentは発音がむずかしいので、Beauty-treatmentと言ってよいです。そこで、このように言います。
 About beauty-treatment, what kind of course can we choose?

ホテルによって、コースがいろいろあります。また、日本の呼び方と違います。
  フェイシャルコース(美顔)    The face treatment
  ボデイーコース(体全体)   The body care course
  フットケアーコース(脚)      The foot care course
  ネイルケアーコース(爪)       The nail treatment

たとえば、
 I’d like to try on the foot care course.
と言います。国やその都市によっては、特別なエステティックがあるようです。そこで、
 I hear there’s a special beauty treatment clinic here. Could you tell us about it, please?”
エステティックのことをクリニックと呼ぶこともあります。

第13回講座 コンシェルジェに聞く(オペラ・コンサート)

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ホテルに落ち着いて、その夜、音楽を鑑賞したい時には、コンシェルジェに相談します。
 Excuse me, there’s something I’d like to ask you?
そして、
 I’d like to go to a concert tonight. Could you give me any information?
もしくは、
 Could you suggest a good concert for us to go to, this evening?

前もって調べておいて、例えば、今やっているミュ−ジカルThoroughly Modern Millieの切符を頼むこともできます。そのときには、
 I understand that the musical “Thoroughly Modern Millie” is playing
  now. I wanted to see the show, if possible.

特に、決まっていない場合は、次のような頼み方をします。
 Excuse me. I would like to enjoy some music tonight. Any kind will
  do. Could you recommend something, please?

そして、ジャンルを付け加えます。
 I would like to go to the opera.
 I would like to enjoy some jazz.

静かな夜を過ごしたいのなら、ナイトクラブでもいいですね。
 Could you introduce me to a quiet night club near here, please?
ちょっと楽しそうな場所に行きたいのであれば、
 Would you tell me one of the hottest places in town at the
  moment?

みなさん、どうぞStayを楽しんでください。

第14回講座 室内の不具合 (ホテルで)

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ホテルの部屋に行ってみると、部屋のカードキーが使いづらかったり、シャワーのお湯の温度調整がうまくいかなかったりすることがあります。シャワーの具合が悪い部屋にぶつかったときは、House Keepingへ連絡する前に、フロントへ連絡します。

例えば、
 I’m afraid the shower does not seem to work properly. Could you check it, please?
とか、
 Excuse me, but the shower isn’t working, could you send somebody to fix it, please?

トイレのタンクの水が止まらなくて、水が流れっぱなしになり、とてもあせることがあります。このようなときは、
 I’m afraid there’s a problem with the bath room, I think something is wrong with the water supply.”

”Something is wrong with”の後の部分を変えるだけで、いろいろな応用ができます。室内の設備には、下記のようなものがあります。
 照明              the lighting
 空調              the air-conditioner
 部屋の鍵     the room key
 目覚まし装置   the wake-up call system
 洗面器       the wash-basin
 タオル掛け      the towel rail
 洋服入れ       the wardrobe

ホテルに滞在していて、よくある失敗は、鍵を部屋に置き忘れてしまうことです。ホテルの部屋は自動ロックですから、締め出されてしまいます。そこで、その表現は、Lock outを使います。フロントに行き、
 I’m afraid I am locked out (of my room).

因みに、車の鍵や家の鍵の場合も、同じ言い方をします。
 I am locked out of my car.
 I’m locked out, dear. I’ll wait till you come back.

そして、「部屋の中に鍵を忘れた」というときにも、Forget (忘れる)は使わないで、
 I left the key in the room.
 I misplaced the key somewhere.

と言います。

第15回講座  目上の人と話すとき

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海外に出ると、日本のマナーや習慣の違いから、今の答え方で、失礼はなかったのか?と不安になる時はありませんか?海外に行っても安心して英語を楽しんでいただけるように、さまざまな状況の中での、好感度が高く、そして、おしゃれで、洗練されたフレーズを勉強していきたいと思います。

日本では、目上の人と友だちとでは、言葉の使い分けがはっきりしています。欧米でも、相手によって使い分けをすることがあります。たとえば、
 Good morning, Mr. Tanaka.
 Good morning, Judy.

社長に挨拶するときは、Mr.やMs.をつけて呼んでいます。友だちにはファーストネームを使っています。社長や上司に対して、
 Hi, Tanaka
 Hey, Tanaka

と挨拶をすることはありません。これは、欧米人同士でも、マナーをわきまえていない人と見られます。欧米では、年齢差による使い分けはあまりありません。しかしながら、いったん仕事を終えて、アフター5を、社長と過ごす時なども、 
 Hello, Mr. Tanaka
と言うようにしたほうがいいでしょう。目上の人や始めて会った人には、言葉を省略しないで、きちんと話すことが必要です。はじめて人に紹介されたときも、友達どうしなら、
 Nice to meet you.
でかまいませんが、目上の人なら、
 It’s so nice to meet you.

”It’s so nice to meet you, Mr. Tanaka.”のように、名前を入れればさらによいです。目上の人と話す場合は、名前を付けることと、文章をきっちり話すのがポイントです。現在、欧米人の間では、”How do you do?”は、特別の場合以外は使っていません。使うのは女王陛下や年をとった人に対してくらいです。

第16回講座  自己紹介 (カジュアルなパーティーで)

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ネクタイなしのパーティーで、セーターやジーンズ姿のパーティー、そういうパーティーをSmart Casual Partyと呼んでいます。ここではカジュアルなパーティーで、相手に失礼のないような自己紹介について勉強します。

スマート・カジュアル・パーティー、さあ、あなたは、そのパーティーへ来て自己紹介しなければなりません。どのようにはじめますか。
 Hi, I’m Frank. Nice to meet you.
 I’m Kazuo Harashima. Nice to meet you.

となります。日本で英語を使う場合には、名前をフルネームで言ったほうがよいでしょう。日本では、名前を苗字で呼ぶのが普通だからです。カジュアルを好むアメリカならファーストネームだけでよいでしょう。  

それでも、「ユー・ガット・メール」という映画では、ファーストネームを言った男性にメグ・ライアンが、「あなたはきゃぴきゃぴした若い娘じゃないんだから、ちゃんとフルネームを言ったら」と冗談を言うシーンがありました。
 As if you were one of those stupid 22-year-old girls with no last name”

彼女が言いたかったことは、「あなたはちゃんとした男性なんだからフルネームをいいなさい」ということなのです。はじめて会った人には、第一印象が大切ですね。そこで、イギリスでは、最初に、ファーストネームだけで言うと軽薄だと見られることもあります。それを頭に入れた上で、そのパーティーの感じを見て判断しましょう。フルネームを使ったほうが無難だと言えます。カジュアルパーティーでは、名刺は出さないほうがよいです。ビジネスではないのですから。必要なら、別れる前にさりげなく渡すのがスマートなやり方です。

次は、自分がどんな仕事をしているかを具体的に言います。Journalistとか、Professional modelとか、Computer programmer とかMusician とか、職業はたくさんあります。自己紹介の時に、
 I am a salaried man. (サラリーマンです)
と言う人がいましたが、おかしいですからやめましょう。Office worker を使います。それから“I’m a wife of 〜.”(私は〜の妻です) もおかしい表現です。
 I am a house wife. (主婦です)
でよいのです。

職業を聞くのに、日本人は“What are you doing?”と表現することがあります。しかし、現在進行形は、今やっていること’を表しますから、相手の職業を聞くには、不適切な表現となります。それを聞いたアメリカ人やイギリス人は、一瞬、何を聞かれているのか戸惑うはずです。「あなたのお仕事は」と聞きたいときには、
 What do you do?
と現在形で尋ねる必要があります。正確には、
 What do you do for a living?

英語で自己紹介する時には、会社の名前を言うことよりも、どんなことをしているのかを説明するほうが一般的です。具体的には、
 I am a bank teller. (銀行の窓口で働いています)
 I’m a web sight designer at an electronic company.                                                                                                  (エレクトロニクス会社のウェブ・デザイナーです)
 I work for the publicity division of a film distribution company.”
                                                 (映画配給会社の宣伝の仕事をしています)
 I work for the customer service division of a cosmetic company.
                                          (化粧品会社の顧客サービス部門で働いています)
などのように言います。そして、もっと話が発展して行くことになりますが、相手のプライベートな部分への質問は、避けるようにします。

第17回講座  自己紹介 (ビジネス場面で)

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ビジネスシーンで、自己紹介するとき、自分の名前を、苗字、名前、苗字の順序で言います。たとえば、O’Connor, Frank O’Connor. となります。日本人であるならば、Harashima, Kazuo Harashima. となります。それだけで、とてもきちんとした印象を与えます。

「私は、○○会社の○○です」と、日本流に、会社の名前を言わないこと。名前を伝えると同時に、名刺を渡します。日本人には、礼儀正しい名刺交換のスタイルがあります。相手の顔を見て、名刺を丁重に扱います。

そして、握手があります。日本人は、握手となると、うまくできない人がいますが、 それは、握手しながらおじぎしてしまうからです。日本では、相手の目を見るのは失礼だと教わってきています。しかし、外国人と握手をするときは、相手の目を見ることが大切なのです。アイコンタクトは、欧米人であれば、子供のころから躾けられています。

日本人は、”My name is 〜.”と言いますが、ちょっと大げさに聞こえますので、乱用は避けた方がいいでしょう。もちろん、間違いではないし、使うのはかまいませんが、「私は〜というものであります」という固い響きとなります。名前だけをいうか、”I’m 〜.”といったほうが自然です。

ビジネスの席では、会社の上司や同僚を紹介することもありますので、そのときの言い方も覚えておきましょう。
 Mr. Harashima, this is my boss, Mr. Suzuki. (原島さん、私の上司の鈴木です)
と相手の名前を呼んだ上で、紹介します。日本では、自分の会社の人を紹介する時には、〜さんとか〜様のような言い方はしませんが、英語で紹介する場合は、Mr.またはMs.あるいは、肩書きをつけて紹介します。映画「南太平洋」(South Pacific 1958)では、
 Miss Forbuah, may I present Commander Harbison?
                                                  (フォーブッシュさん、ハービソン長官を紹介します)
という表現が出てきましたが、長官という肩書きをつけています。また、この”May I”ではじめる言い方は、「〜してもよろしいでしょうか?」と控え目な感じが出ます。
肩書きの言い方については、一般的には、

 
社長
  President
 
副社長
  Vice-President
 
取締役
  Director
 
部長
  General Manager
 
課長
  Manager

などがあります。これは、会社によって呼び方が違うこともあります。仕事の内容について、次のような会話になります。
 What kind of work do you do at the Public Relations Division?
                                  (広報部では、どのようなお仕事をやっているのですか)     You visit a lot of clients to sell your products, don’t you?
                    (製品販売のため、たくさんのお客様を訪問をしているんですね)
 How is your overseas sales?  (社の海外での売れ行きはどうですか)
 How is your business outlook? (御社の景気の先行きはいかがですか)
 Your stock price is very high, isn’t it? (御社の株価は高いですね)
などです。返事の仕方は、たとえば、
 So-so. (まあ、まあです) 
 It’s not so good (bad). (それほど、良く(悪く)はありません)
 We’re doing our best.  (がんばっています)
などの表現を覚えておくと便利です。また、会社の話をするときには、主語はWeを使います。

第18回講座  会社訪問のマナー

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会社に着いたときは、入口に受付係がいる場合と、電話で直接面会する人に連絡する場合があります。受けた人の最初の言葉は”May I help you?” (いらっしゃいませ) です。受付係も電話をとった人も同じ”May I help you?”となります。
訪問者側は、
 I’m Harashima, Kazuo Harashima of ABC Company. I’d like to see Mr. John aaSmith.
 (ABC 社の原島、原島一男です。ジョン・スミスさんにお目にかかりたいのですが) 

ここでは、「〜の〜です」と、会社の名前を言い、自分の名前と相手の名前はフルネームで言います。受付もしくは電話を取った人が、
 Did you have an appointment Mr. Harashima?” (お約束ですか)
という返事が返ってきます。ここが大切なところなのですが、相手が名前を言った場合、その名前で相手を呼びます。名前が聞き取れなかった場合には、
 Did you have an appointment, sir?
と、SirとかMissをつけて敬意を表す言い方をします。会社を訪問するときは、約束(アポ)をとることは常識ですから、そこで
 Yes, I did. At ten. (はい、10時に約束しました)
などと過去形を使って応えます。相手の人は、ここで、
 I'm expecting you, Mr. Harashima.  (原島さん、お待ちしておりました)
と言って、次に進むわけです。そのとき、”I'm waiting for you.”と言わないようにしましょう。これは、日本人がよく犯す間違いです。Expectは、期待している、という意味です。それが、”I’m waiting for you.”を使うと、あなたが来ないのでいらいらして待っていた、という感じになってしまいます。

次に、アポイントメントの取り方を勉強します。フランクが私(原島)の事務所に来るということにして、電話をかけます。
 Mr. Harashima, I’d like to see you this week and discuss a business
  cooperation with you.

                 (原島さん、今週お目にかかってビジネス協力の話しをしたいのです)
 All right, what about Friday afternoon? Let’s say three o’clock.”
                      (結構です。金曜の午後はいかがですか? 3 時にしましょうか)
 Well, I’m afraid I have a previous appointment at three. What about one         aoo'clock?” (実は残念ながら、3時には先約があります。1時ではいかがですか)
 One o’clock would be fine with me. Could you come to my office?”
                               (1時で結構です。私の事務所へいらしていただけますか)
 Thank you, Mr. Harashima. I’ll be seeing you at one on Friday.
                              (それはどうも、原島さん、金曜の1時にお目にかかります)
 Thank you, Frank. Be Seeing you, then.  (どうも、フランク、そのときお会いします)

第19回講座  友人の誘いを断る

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友人同士ならば、
 Let's get together, shall we? What about next week?
                                              (2人で会いましょうか?来週にでもどうですか)
などの言い方をします。
 Let's get together, shall we, John?  Are you free next week?
                                            (ジョン、今度会わないか、来週、時間あるかな)
 I'm afraid I'm quite busy right now, Frank..  I have to see a lot of people. I don't aathink I have time next week.
        (フランク、残念ながら、今、とても忙しいんだ。 いろいろな人たちと                                                     会わなくてはならないので来週は時間がないな)
 You have to see many people?  I'm one of them.
          (大勢の人たちと会わなくてはならない? わたしもそのうちの一人だけど)
 I know, Frank. (フランク、わかっているよ)
 I'm just joking. (ただ、冗談をいっただけです)
 Frank, rain check, OK?  I'll finish the current project by the end of this month. 
     (フランク、今度、必ず会いましょう、OK? 
                                      今のプロジェクトが今月終りまでには終わりますから)
 OK, John. I'll contact you soon.  (オーケー、ジョン、また連絡するよ)

“Let's get together”は、年上の人やフォーマルな場面では使えません。Rain Checkは、野球の試合などが雨で流れたときの半券のことで、もう一度使える切符ということから、「必ず会う」と約束するときの言葉です。いろいろな人(A lot of people)と会うと言ったら、フランクが、わたしもそのうちの1人だ(I'm one of them.)というのは、友だち同志だから言える冗談です。申し出を断るときには理由を言うとよいです。

映画「アイズ・ワイド・ショット」(Eyes Wide Shut,1999)では、美しいニューヨークの医者の奥さん(ニコール・キッドマン)が、パーティーで出会った人に誘われています。
Szavost: Alice, I must see you again. (また、お会いしなければなりません、アリス)
    Alice: That's impossible. (それは無理ですわ)
Szavost: Why?(何故ですか)
    Alice: Because…I'm married. (結婚しているからです)

第20回講座  誘いを断る (上司の場合)

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相手が上司の場合、誘いを断るときには、言葉を選ぶ必要があります。
 Harashima san, are you free on Thursday evening? We're having a few people aaaround for drinks.                                                                                                (原島くん、木曜日の夜、時間ありますか? 2、3人で、                                                                                     飲みに出掛けるつもりなんだが)
 Mr. O'Connor, thank you for your invitation. But I regret that I can not join aayou, because I have an important business meeting on the same evening..       aaa   (オコーナー社長、お誘いいただいて、ありがとうございます。残念ながら、    その夜は重要な会議がありまして、ご一緒することができません)
 I see. Who is it that you're going to meet with?                      (そうか。誰かとのミーティングですか)
 With Mr. Grant of ABC International. You know him, don't you?
                           (ABCインターナショナルのグラントさんです。社長もごぞんじですね)
 Mr. Grant? Then, what about Friday night?                                                                                             (グラントさんか、それでは、金曜の夜にしようか)
 I'm free on Friday night. But, no, Mr. O'Connor not on my account. I'll join you aasome other time.                                                                                                  (金曜は空いていますが、オコーナー−社長、                                                                            私のためなら、それはいけません。別のときに伺いますから)
 That's all right, Harashima san. I wanted you to come.
                                   (かまわないよ、原島さん、きみに来て欲しかったんだ)
 That's very nice of you, Mr. O'Connor, I'm looking forward to Friday night.
    (それは、どうもすみません、オコーナー社長。金曜の夜を楽しみにしております)

ポイントは、招待されたことにお礼を言うことと、断る理由をきちんと説明することです。この”I regret that I cannot join you.”は、とても丁寧な断わりの表現です。これをカジュアルに使うと冗談だと思われます。カジュアルのときには、”I'm sorry, but I cannot join you.”でよいでしょう。

また、上司との会話は、なるべく名前を呼び合うと、より丁寧になります。欧米人は、名前を言わないと落ち着かないのです。 断り方には、次のような言い回しを覚えていると、いざというときに役立ちます。
 I have an important business meeting. 
 I have to attend a business seminar.
 I have to write a business report.

第21回講座  誘いを断る (友人の場合)

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恋人や友人から、パーティーに誘われることがあります。時には、断ることもあります。上手な断り方はどのようにすればよいでしょう。FrankCarolの会話です。
Frank: Carol, I thought maybe you could help me out.
                (キャロル、たぶん、あなたなら助けてくれるだろうと思っているのだけど)
Carol:   Well, Frank… What is it? (ええ、フランク、何に?)
Frank: I've got a formal party coming up. You know, one of those black tie  aaaaaaathings.             (フォーマルなパーティーがあるのだけど、ほら、ブラックタイの)
Carol: So, what is it that you would like me to help?
                                                 (それで、わたしに助けて欲しいって何)
Frank:  Well, Carol, I was wondering…I'd appreciate it if you'd come with me.
       (それで考えていたんだけど、キャロル。もし一緒に行ってくれると、
                                                                                         嬉しいんだけど)
Carol:  Oh, such a formal party? I don't know what to say. And when is it? 
       (あら、そんなフォーマル・パーティーへ?何て言えばいいのかしら。            それ、いつなの)
Frank: It's on Friday night, this week.  (今度の金曜の夜なんだ)
Carol:  Friday night? Oh, I'm sorry, Frank, I already have plans on that evening. 
       (金曜日の夜なの、あら、ごめんなさい。                                                                                      フランク、その夜はもう約束(計画)があるのよ)

”Maybe you could help me out”は、カジュアルな関係の場合に、人に何かを頼む時に使います。”One of those black tie things”Thingsは付けないこともあります。Things は何かを説明する時に使います。これはフォーマルでも使えます。前に話したことを繰り返すときにも使っています。たとえば、ハワイの件という時に、 “The Hawaiian thing”と言います。  

「〜していただければ幸いです」と言いたい時、定型として、 I would appreciate it if you could 〜.” を覚えましょう。 どちらかというと、フォーマルですから、手紙やメールにも使えます。それから、もう約束がある、をもっとフォーマルに言いたければ、 I have a previous engagement.” と言います。

映画「メリーに首ったけ」(There's Something about Mary 1998)のベン・スティラーとキャメロン・ディアスの会話も参考にしてみてください。2人は高校の同級生ですから、カジュアルな関係です。
Terry: Hey, what are you doing tonight? Maybe you want to go out to dinner?
                                      (今夜どうするの、どう、ディナーにでも出掛けない)
Mary:   Listen, I'd like to. It'd be great, but I already have plans tonight. But I'm    aaaaaaaafree tomorrow night.
          (そうね、行きたいけど。すてきね、でも、今夜はもう約束があるの。
                                                                                      明日の夜はヒマよ)

第22回講座  誘いに応じる (友人の場合)

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友人から誘いをうけて飲みにいくことになりました。友人と会ってからの会話をどのように展開するか、バーでの待ち合わせ場面で紹介します。
John:  Hi, Frank, good to see you. (やあ、フランク、どうも)
Frank:  Good to see you, too. I know I'm late, John...I got stuck at work.
                    (こちらこそ、どうも。遅れちゃって、ジョン、仕事で捕まっていたんだ)
John:  You didn't leave your office, did you ?  (仕事から抜けだせなかったのか)
Frank:  The way my job is, things come up at the last minute…
                                   (ぼくの仕事はギリギリ最後になって出てくる用事がある)
John:  Meeting after meeting, right? (会議続きなんだろ)
Frank:  Right! And I had to brief the President on the business dinner last night. 
               (そうなんだ。それから、社長に、昨夜のビジネス・ディナーのことを 
                                                                     報告しなければならなかった)
John:   Anyway, what would you like to drink?   (とにかく、何を飲む)
Frank:  I'll have what you're drinking. (きみと同じものを飲むよ)
John:  Great. A martini, shaken, not stirred.                                                                                            (すばらしい。マティーニ。ステアじゃなくて、シェークで)
Frank: John, how's your life?  (ジョン、生活はどう)
John:   Well, so-so.
(うん、まあまあ)

というわけで、友人同志の楽しいひとときが始まります。会った時の挨拶は、友人同志なので、”Good to see you.”を使っています。これは、ビジネスや正式な場面では、”Good evening”のほうがよいでしょう。 “I got stuck at work.” (仕事に捕まっていた)や”Meeting after meeting” (会議続き)、”To brief 〜 on”(〜に〜のことを報告する)はよく使います。”How's your life?”は、相手の様子を聞く時によい表現です。

“A martini, shaken, not stirred”(マティーニ。ステアじゃなくて、シェークで)は、英語国民なら誰でも知っている007の名セリフです。007の最初の映画「ドクターノウ」(Dr. No 1962)の会話を紹介します。
Dr. No: A medium dry martini, lemon peel, shaken not stirred.
  
(甘口でもなく辛口でもないドライ・マティーニ、レモンピール。ステアじゃなくて、シェークで)
Bond: Vodka?  (ウォッカで)
Dr. No: Of course. (もちろん)

ボンド映画は、最初からウォッカ・マティーニでした。それで、ウォッカ・マティーニが世界中に流行しました。

第23回講座  誘いを受ける (ボーイフレンドの場合)

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今回は、ボーイフレンドに誘われて、応じた時の会話はどうするかを学びたいと思います。2 人はあるコーヒーショップで待ち合わせます。フランクとエリンの会話を再現してみましょう。
Frank: Hello. Erin, nice to see you. (こんにちは、エリン、どうも)
  Erin:   Hi, Kazuo, good to see you. Long time no see.(ハーイ、フランク、しばらく)
Frank: Long time no see. What do you mean? We met last week, didn't we?
                               (しばらくだって、それ、どういう意味?先週会ったじゃない)
  Erin:  To me, one week is a long time. (私にとって、1週間は長い時間よ)   Fank:  It's very sweet of you to say so, Erin.                        (君って、いつもうまいこと言うよね、エリン)
  Erin:  That's very true, you know. I have been looking forward to seeing you. 
                     (本当よ。知っている。あなたに会うのをとても楽しみにしていたの)
Frank:  Me, too. You look beautiful.  (ぼくもだ。きれいだよ) 
  Erin: Thank you. You're wonderful.  (ありがとう。あなたもステキよ)
Frank:  And you look hot in your dress.  (そのドレス、セクシーだね) 
  Erin:   I bought it for this occasion. Do you like it?                                                                                               (今日のために買ったのよ。気に入った)
Frank:  Very much. Now, look, Erin, tonight I'm going to take you to one of aaaaaaaaTokyo's most fascinating places. It's near Tokyo Station.
                (とてもいいよ。ねえ、エリン。今夜、きみを東京で                       最もステキなところに連れて行くか らね。東京駅の近くにあるんだ)
となって、2人は楽しいひとときを過ごすわけです。

話す相手がガールフレンドなので、全体に親しみがこもっていて、カジュアルな会話になっています。会った時は、”Nice to see you.”で始まります。”Long time no see.”(しばらく)は、カジュアルな挨拶です。ビジネスや正式な場面では、”It's been a long time.”を使います。“You look hot in your dress.”は、スラングっぽいですが、相手がガールフレンドですから許されます。そして、相手のことをほめることは、とても大切ですね。”One of Tokyo's most fascinating places”という表現ですが、英語のOne ofはたくさんあるうちの一つを表します。これを”Tokyo's most fascinating place”というと、東京には魅惑的な場所は1つしかない、ということになってしまいます。

ヒッチコックの映画「泥棒成金」(To Catch a Thief 1955)で、ケーリー・グラントは黒のタキシード、グレース・ケリーは白のストラップレスのイブニングドレス。胸にはダイヤをちりばめたネックレス。窓からは海面に反射する花火。これはハリウッド映画の中でも最も贅沢でセクシーなシーンです。
Francie: If you really want to see fireworks,it's better with the lights out.
              I have a feeling that tonight you're going to see one of Riviera's most
              fascinating sights.

              (もし本当に花火を見たいのなら、明かりを消した方がいいわ。今晩、
               リビエラで最も魅惑的な光景を見せてあげられると思うの)

英語を勉強するなら、オードリー・ヘップパーンの「ローマの休日」をおすすめします。新しいものでは、キューブリックの「アイズ・ワイド・シャット」がよいです。この映画は、洗練されている英語を話しています。

第24回講座  誘いを受けて (上司の場合)

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上司の誘いに応じた時、どのように会話をするか、あるレストランでの会話を紹介します。2人はレストランで待ち合わせをしています。原島さんとGrand社長の会話です。
George: Good evening, Mr. Grant. Thank you for the invitation.
                                 (今晩は、グラント社長、ご招待ありがとうございます)
  Grand: Thank you for coming this evening, George、I'm really glad you could aaaaaaaaacome.    (ありがとう。原島さん、今晩、あなたが来られてよかったです)
George: This is good of you. I know how busy you must be.
                    (どうもご親切に。あなたがお忙しいことはよく存じています)
  Grand: I hope you are going to like this restaurant.
                                                (このレストランが気に入るといいんですが)
George: This is a lovely place. I hear it is one of the best French restaurants in aaaaaaaaaTokyo.
      (とてもいいですね。東京で一番のフランス料理のレストランと聞いております)
  Grand: It serves very good wine. Do you have any particular wine in mind?
                   (とても良いワインを出します。特別お好きな銘柄はありますか)
George: Well, I'm afraid I don't know much about wine.
                                              (はあ、あまり、ワインのことは詳しくないので・・・)
  Grand: OK. Let me choose wine for the night. (今夜のワインを選ばせてください)
George:  Please do, Mr. Grant.  (よろしくお願いいたします、グラント社長)
  Grand: By the way, George, what TV programs do you normally watch during aaaaaaaaathe week?
         (ところで、ジョージ、週のうちで、いつも見ているテレビ番組は何ですか)
George:  Well, I watch morning news, quiz shows, classical cinemas and so on.  aaaaaaaaaMr. Grant, why do you ask me?
        (そうですね。朝のニュース、クイズ番組、それからクラシック映画とか。                                                         グラント社長、なぜ、 お聞きになるんですか)
  Grand:  Well, in order to expand our sales. I'm thinking about the possibility of  aaaaaaaaaTV commercials. So, I wanted to hear your opinions about them.
         (わが社も売上を伸ばすために、テレビでコマーシャルを流そうかと考えて
                   います。それで あなたの意見を聞きたかったのです)

話す相手が社長なので、全体に丁寧できちんとした会話になっています。会った時には”Good evening.”で始まり、相手の名前をきちんと呼び、“Thank you for the invitation.”と、礼を失しない表現を使ったり、”I'm afraid I don't know much about wine.”などと控え目な言い方をしたりします。 “I'm thinking about the possibility of 〜”は、「〜についての可能性を考えている」というビジネスの表現ですし、”I wanted to hear your opinions about 〜”(〜についてのあなたの意見を聞きたい)も参考にしてください。

映画「ビューティフル・マインド」(A Beautiful Mind 2001)から、天才肌のナッシュ教授(ラッセル・クロウ)が、むずかしい数学の問題を解いているところへ、聴講生のアリシア(ジェニファー・コネリー)が来て、夕食へ誘う場面です。
Alicia: I was wondering Professor Nash, if I could take you to dinner? 
                                       (ナッシュ教授、ディナーにお連れしようと考えていますの)
Nash:  Well...? (うん)
Alicia: You do eat, don't you?  (お食事されるのでしょ)
戸惑っている教授に向かって、あなたも食事をされるのでしょうと聞いているのがおもしろいところです。

第25回講座  フォーマルパーティーで

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これまで、誘いを受けたときの断わり方と受け方の実例を紹介してきましたが、今回は、フォーマルなパーティーを受けたときにどうするかを研究します。そのパーティーで別の人を紹介されるということで、3人の会話です。
フランク:  Thank you so much for coming this evening, Mr. Harashima.
                (原島さん、今晩、あなたに来ていただき、ありがとうございます)
原島 :  Good evening, Mr. O’Conner. Thank you for the invitation.
                                 (今晩は、オコーナーさん、ご招待ありがとうございます)
ボ-ル :  Mr. Harashima, have a drink and enjoy the party. And this is Paul Miller. aaaaaaaaA friend of mine. (原島さん、飲んで、パーティーを楽しんでください。                                                      それから、こちらが友人の ポール・ミラーさんです)
原島 :  Pleased to meet you, Mr. Miller. (ミラーさん、お目にかかれて嬉しいです)
ミラー  :   I've been hearing about you for months.
                                                (何か月間も、あなたのことを聞いていました)
原島 :  Yes...I 'm very happy to meet you. What kind of work do you do, Mr.    Miller?
                   (そうですか。お目にかかれてとてもうれしいです。                                                                 ミラーさん。どんな仕事をされているんですか)

このようにパーティーは進んで行きます。丁寧できちんとした会話です。最初は、”Thank you so much for coming”で始まり, 相手の名前をきちんと呼び、”Thank you for the invitation.”とお礼を言っています。”I've been hearing about you for months.”(何か月間も、あなたのことを聞いていました)は、現在完了進行形で、あなたのことをずっと聞いていたという意味です。

“Have a drink and enjoy the party.”は、相手に対する心遣いが現れています。相手の仕事を聞く場合、”What kind of work do you do?”は、フォーマルなビジネス場面での聞き方で、プライベートなら、”What do you do?”のほうが自然です。

第26回講座  久しぶりに知り合いに会う

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今回からは、日常会話でこれだけ知っていれば安心という基本的な表現を取り上げて行きます。今日は知り合いの人に久しぶりで会ったときの挨拶です。     たとえば、私とフランクが、長い間、会っていなかったようなとき、3ヶ月でも1年でもいいのですが、フランクは私に何と言うでしょう。
フランク: Harashima san, it's been a long time. How have you been?
                                        (原島さん、しばらくですね。どうなさっていましたか)

これは、きちんとしたフォーマルな言い方ですから、誰に対しても使えます。私も”It's been a long time.”と返します。このIt'sは、It has が略されています。文法的には、ずっと長い時間が経過した、ということで、継続を表す現在完了形を使っています。それからカジュアルな言い方として、 ”Long time no see.” (しばらく)というのは、どうですか?

これはブロークンイングリッシュで、アメリカへ移住した中国人が最初に言い出したといわれています。それをアメリカ人がおもしろがって、真似しているうちにポピュラーなフレーズになってしまいました。この表現はイギリスでも使われています。

”How have you been?” (どうなさっていましたか)には、”I have been very busy with my job.” (仕事でとても忙しくしていました) と現在完了の形で答えたり、 ”Nothing. Just day in and day out.” (何もしないで、日を過ごしていました) と単語だけで答えたりできます。挨拶ですから、軽く、要点だけを答えます。 ”So-so.” (まあ、まあ)と言うこともあります。

映画「僕たちのアナ・バナナ」(Keeping The Faith 1999年エドワード・ノートン監督/主演)で、"アナ・バナナ"というニックネームを持つアナ・ライリー(ジェナ・エルフマン)が、16年ぶりに小学校時代の男友だちに会ったときの会話です。
Anna:  How are you? Who are you? Tell me everything. I wanna know… job, girls, aaaaaaanews?   (しばらく、あなた誰なの?話して。知りたいわ。                                                                                               仕事は、女の子は、ニュース?)
Brian: You start. (君から話してよ)
Anna: Job is good. Really good.  (仕事は順調よ。とても順調)
Jake : Men?  (男性は・・・)
Anna:  I take yoga. That's my life. I don't have time for relationships.
             (ヨガを習っているの。それに夢中よ。男性とつき合う時間はないわ)

小学校からの友だちですから、いきなり、”Who are you?”と冗談を言ってから、「仕事、女の子、ニュースは」と聞いています。WannaWant to がつまった形。Relationships は異性関係のことです。

第27回講座  人を誘う

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人を誘う場合の基本的表現は
 What about having lunch with me?  (私と一緒にランチをいかがですか)
と言います。この表現は、フォーマルでもカジュアルでも使うことができます。これは、What about+名詞/動名詞(動詞にingをつけて名詞にしたもの)と覚えればよいのですから簡単です。

”How about 〜?”でもかまいません。お好きなほうを選んで使ってください。
 What about shopping?  (買い物に行きませんか)
 How about driving?  (ドライブに行きませんか)
 What about going to see a baseball game?  (野球を見に行きませんか)
次のように使うこともあります。
 How about seeing me?   (私に会いませんか)
 What about coming to my house?  (私の家へいらっしゃいませんか)

このような誘いに対して、返事は次のように言います。Yes.なら、”I'd like to.”、女性は、”I'd love to.”と言います。親しい間柄なら、”Great.”(いいな)とか”Cool.”(すばらしい)とカジュアルに言いましょう。また、”Let's.” (Let us)というのもあります。「〜しましょう」の動詞を略した言い方です。

Noなら、”I can't.”、丁寧に言うなら、”I'm afraid I can't.”と言います。それから、前か後に相手の名前をつけるとフォーマルになります。たとえば、
 What about discussing future plans, Mr. Harashima?”
                                            (原島さん、これからの計画を話し合いましょうか)
となります。返事は、”I'd like to, Mr. O'Connor.”(オコーナーさん、そうしましょう)です。それから、カジュアルのときしか使えませんが、動詞を省略して、
 What about some coffee?   (コーヒーでもどう)
 What about some music?  (音楽でも)
 What about something?  (何かどう)
とも言えますよね。また、他にも、言い方として、”Will you have lunch with me?” もあります。

ヒッチコックの映画「北北西に進路をとれ」(North By Northwest 1959)のシーンから、ビジネスマンのロジャー・ソーンヒル(ケーリー・グランド)と謎の女性イブ・ケンドル(エバー・マリー・セイント)の会話です。場所はシカゴのホテル。
Roger: What about having dinner with me? (僕と一緒に夕食をどう)
   Eve: You can't afford to be seen any place.                       (でも人から見られたら困るんじゃない)
Roger: Let's have it up here nice and cozy !  (ここで、しようよ。居心地がいい)
   Eve: No. I...I can't.  (だめなの)

第28回講座 飲み物などを聞く

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日常会話でこれだけ知っていれば安心という基本的な表現。今回は、バーやコーヒーショップに行ったとき、相手にむかって、何を飲むかを聞いたり、それに答えたりする表現です。フォーマルでもカジュアルでも、誰に対しても使える言葉として、
 What would you like to drink? (何をお飲みになりますか)
があります。相手の名前を入れれば、もっとフォーマルになります。カジュアルな言い方で、自分の家などで相手に言う表現としては、
 What can I get you to drink? (飲み物は何にしましょうか)
も使います。その返事の仕方では、
 Coffee, please.  (コーヒーをお願いします)
 I'll have a martini.   (わたしはマティーニにします) 
というように、”I'll have 〜.”の形で答えることもあります。それでは、フランクとわたしでそういう場面をやってみましょう。最初は、どこかのバーへ行って、一杯飲もうというときです。
   原島: What would you like to drink, Frank?  (何を飲みますか、フランク)
  フランク: Well, I think I'll have beer.  (そうですね。ビールにします)
   原島: I'm having a martini.  (私はマティーニにします)

さて、次は、私がフランクの家に行った場合です。
  フランク: What can I get you to drink?   (飲み物は何にしましょうか)
  原島: Well, whatever you say.  (さあ、あなたの言うものを何でも)
  フランク: I'm having a Manhattan.   (ぼくはマンハッタンにしますけど)
   原島: Oh, make it two.   (それでは、それを2つ)
  フランク: O.K. (オーケー)

それから、レストランなどで、フォーマルに相手の飲み物を聞きたいときには、 What would you like to have (drink), Mr. Harashima. (原島さん、何を召し上がりますか) と言いましょう。つまり、相手に食べ物か飲み物を聞くときには、この言い方をひとつ覚えておけばいいということです。

映画「ノッティング・ヒルの恋人」(Notting Hill 1999年 ロジャー・ミッチェル監督)で、 ジュリア・ロバーツが、ロンドン郊外のノティング・ヒルへ来て、ヒュー・グランドと交わす会話です。彼は彼女に飲み物を勧めていますが、ジュリアが応じないというシーンです。
 William: Would you like a cup of tea before you do?
                                                     (いらっしゃる前に紅茶でもいかがですか)
   Anna:  No thanks. (いいえ、けっこうです)
 William:  Coffee?  (コーヒーは)
  Anna: No.  (いいえ)
 William:  Orange juice, probably not. Something else cold coke, water? 
        (オレンジジュース、多分いりませんね。ほかの冷たいもの、コーク、水でも)
  Anna: Really, no. (本当にけっこうです)
 William: Do you always say 'no' to everything?                                                                                                      (いつも、なんにでもNoと言うんですか)
  Anna: No…

第29回講座 乾杯するとき

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前回は、相手が何を飲むかを聞きましたけど、今回は、それから後の会話、つまり、目の前に飲み物が来たときにいう言葉を学びます。次の言葉を覚えていてください。グラスをあげて、
 Here's to you !   (あなたのために!)

その人の気持ちが表われている表現です。フォーマルでもカジュアルでも、誰に対しても使えます。”Here's to you!”youを入れかえるだけで、いろいろに使えます。
 Here's to your new house !  (あなたの新しい家のために(乾杯)!)
 Here's to our reunion !  (われわれの再会のために(乾杯)!)
 Here's to your new job !  (あなたの新しい仕事のために(乾杯)!)
いわれた相手の返事は、”Thank you.”です。

”Here's to you!” (あなたのために)と、言い返してもよいです。「乾杯」ということで、おたがいに、”Cheers”と言い合うこともあります。それから、”Here's to 〜 !”Here'sを略して、”To you” (あなたに)だけにすることもあります。
 To your new job. (あなたの新しい仕事に)
という場合もあることを覚えましょう。これもフォーマルでもカジュアルでも使えます。

スピーチなどの意見に賛成するときに、その人に向って、”Here, here!”と、Here を2回くりかえすことがあります。「賛成、賛成」と同意する言葉です。そのとき、グラスをあげて、言います。Here.の別の使い方として覚えておきましょう。

映画「カサブランカ」(Casablanca 1943 マイケル・カーティス監督)で、久しぶりに再会した恋人同志の会話を聞きましょう。
Rick: Who are you really? And what were you before? What did you do and aaaaaawhat did you think? Huh?
           
(一体きみは誰なんだ?前は何だったの、何をしていて、
                                 何を考えていたの、え?)
Ilsa: We said "no questions".   (何も聞かないって言ったでしょ)
Rick: Here's looking at you, kid.  (きみの瞳に乾杯、ね)

第30回講座  Thank You

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“Thank you”は、相手に対する敬意と感謝を表すので、お礼を言うとき以外に、「失礼します」や「よろしく」にも使えます。お礼を言うときのいくつかの例をあげると、
 Thank you for everything.  (いろいろお世話になりました)
 Thank you as always.  (いつもお世話になっております)
 Thank you very much.  (本当にありがとうございます)
“Thank you”は、”I thank you.”(私はあなたに感謝しています)の”I”を省略した形ですから、特に丁寧に言いたいときには、元の形をそのまま使って、
 I thank you.  (ありがとうございます)
 I thank him.  (彼に感謝しています)
 You'll thank me soon.  (近いうちにあなたは私に感謝しますよ)
と言うこともできます。

それから、”Many thanks”.と感謝の気持ちを表したり、”A thousand thanks.” ”A hundred thanks.”と感謝感激の気持ちを表したりすることもあります。Thank youの後にForをつければ、「〜に対して感謝する」 となります。
 Thank you very much for all your trouble.                                                         (いろいろご面倒をかけて、すみません)
 Thank you very much for your kindness.  (ご親切に感謝しています)
 Thank you very much for your consideration.  (ご配慮に感謝いたします)
 Thank you very much for your attention.  (ご配慮に感謝しています)
というときもありますね。また、
 Thank you enough for coming here. (来ていただいてとても感謝しております)                                               (わざわざ来ていただいてありがとうございます)
 I can't thank you enough for the beautiful present.
                          (すばらしいプレゼントになんてお礼を言ったらいいでしょうか)
という丁寧な言い方もあります。もうひとつの使い方で、
 Thanks very much but no thanks.                                                            (それはどうもありがとうございます。でも結構です)
と「ご好意だけいただきます」という断りの言葉もありますが、これは、慇懃無礼な感じを与えることがありますから、使う場所を考えましょう。

映画「ユー・ガット・メール」(You've Got Mail 1998 監督・製作・脚本:ノラ・エフロン)のコーヒーショップのシーン。Thanksの使い方を見てください。
Stranger: Would you mind if I sat down?  (座ってもよろしいでしょうか)
Kathleen: Yes. Yes, I would. Actually, I'm expecting someone. Thanks.  
                     (いいえ、だめなんです。実は人を待っていますので。すみません)

第31回講座 未来のことを話す

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“I'm going to see Emi tomorrow afternoon.”などのように、予定を話すときは、現在進行形“be going to”を使います。来月しようと思っているときも、”I'm going to buy a personal computer next month.”と表現します。これは「〜するつもり」という意向ですが、これも予定と同じ現在進行形を使います。では、そのパソコンが、明日中に買えば、安く買えるとしましょう。そのときは、
 I will buy a personal computer tomorrow.
のように、強い意志を表すWillを使います。助動詞Willは意志(必ず〜する)や推測(必ず〜になる)を表します。したがって、「明日、Emiに会うぞ!」では、 
 Tomorrow, I will see Emi !
となります。”I'm going to see Emi.”では単なる予定になってしまいます。Willを使うと、“ぜひ会いたい”という意志入ります。それから、少し堅い感じがしますけど。未来のことを話すときに、予定や意図をあらわすPlanIntendなどの動詞を使う場合もあります。たとえば、
 I intend to get a dog.
 I plan to return England this year.

「未来のことを話す」では、予定や意向なら、現在進行形”Be going to”PlanIntend 、強い意志の場合はWillを使えばいいのです。
 I'm going to have lunch with Sato san tomorrow.(予定)
 I'll lose five kilograms before summer. (意思)
 He plans to write more books this year. (意向/計画)

未来のことを話すときには、予定なのか意志なのか、きちんと区別して話してください。

映画「裏窓」("Rear Window" 1954 アルフレッド・ヒッチコック監督)から、グレース・ケリーとジェームズ・スチュワードの会話です。ここで、グレースは予定と意志を使い分けて話しています。
Lisa: I'm going to stay with you. (あなたのところに泊まることにしたの)  
Jeff: Well, you'll have to clear that with mylandlord. And I just have one bed.
       (家主の承認をもらわなければいけないよ。                                     それにベッドはひとつしかないんだ)
Lisa: If you say anything else, I'll stay tomorrow night, too.
                                      (それ以上言ったら、明日の夜も泊まっちゃうから)

グレースの言葉が "Be going to"からWillに変わっていて、気持ちの変化がよく表われています。

第32回講座 現在形の使い方 その1

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先日、箱根のホテルで、アメリカ人の従業員に会いました。彼の日本語の上手なこと!カタコトではなく、文法的に正しい上品な日本語でした。外国語は、少し発音が悪くても、流暢でなくても、きちんとした言葉を話すことが大切です。

どこかへ行くときには、電車ですか、車ですか、と聞かれて、いつも電車の場合は、”I always get the train.” (私はいつも電車に乗っています/電車を使っています)となります。現在形の使い方のひとつは「習慣」を表します。たとえば、
 I get up at six. (私はいつも6時に起きます)

つぎに、「一般論」、たとえば、職業を話すときなどで、
 I work for a convenience store part-time. (パートで、コンビニで働いています)

それから、「現在」の状態を表します。
 We need money to start business. (事業を始めるにはお金が必要です)

現在形のフレーズをもう少しあげてみると、
 I watch TV news every morning. (私は毎朝テレビニュースを見ています) (習慣)
 What do you do? I work for a car sales company. 
                (お仕事は何ですか?車の販売をしています) (一般論)
 Haruko seems tired.  (春子さんは疲れているようです) (現在の状態)

このほか、現在形は「一般的な事実」や「真理」などを表します。次の講座ではこの点について学びます。まずは、現在形の3つの使い方をきちんと覚えてください。

地下鉄にまつわる話ばかりを集めたイギリス映画「チューブ・テールズ」(Tube Tales 1999年)から「ミスター・クール」(Mr. Cool エイミー・ジェイキンズ監督/脚本)の会話です。
  Luke: Who is he? (彼は誰)
Emma:   I don't know. I think he works in the post room, Mr.Courson.
                                       (知りませんわ。郵便のお仕事かも、カーソンさん)
  Luke: So, are you going with him? (それで、彼と一緒に行くの?)
Emma:   He's getting the tube. I get the bus. I always get the bus.
                              (彼は地下鉄です。私はバスです。私、いつもバスです)

ここでは、一般論を表す現在形として”He works in 〜.”、意向を表す現在進行形として”are you going with 〜.”、予定を表す現在進行形として”He's getting the tube.”、それに、習慣を表す現在形として”I get the bus.”が出ています。

第33回講座 現在形の使い方 その2

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日本では、英語の必要性が叫ばれているわりには、生きた英語が日常生活に入っていないとつくづく感じます。アジアやヨーロッパの国では、英語が生活に入っているので、努力しないでも英語が覚えられます。ところが、日本では、受験や資格のために英語を学習していますね。これでは苦しみだけで楽しさが残らない。英語も、だんだん解ってくると、人生は2倍も3倍も楽しくなります。前回学んだ現在形のフレーズを復習してみましょう。
 I watch TV news every morning. (私は毎朝テレビニュースを見ています)(習慣)
 What do you do? I work for a car salescompany.
              (
お仕事は何ですか。車の販売をしています) (一般論)
  Haruko seems tired. (春子さんは疲れているようです) (現在の状態)

このように、現在形は習慣、一般論、現在の状態を表しますが、このほかに、一般的な事実や真理なども表します。一般的な事実や真理の実例では、
  Rain in Spain stays mainly in the plain.
                   (スペインの雨は主に広野に降る) (事実・真理)
  Radio waves travel faster than sound.  (電波は音より速い) (事実・真理)
  Women live longer than men.  (女性は男性より長生きする) (事実・真理)

それから、動詞の現在形は未来を表すこともできます。
  We meet tomorrow to discuss the overseas trips.
  (海外旅行の打ち合せで明日会合があります) (未来・予定)
  This plane arrives in New York tomorrow morning local time.
  (この飛行機は現地時間でニューヨークの朝に到着します)(未来・予定)

2つの例は、いずれも予定に入っている内容です。今、予定しているという状態を表すので現在形なのです。

オードリー・ヘプパーンが、ハリウッドへデビューした映画「ローマの休日」(Roman Holiday 1953年 ウィリアム・ワイラー監督)から。アン王女が翌日の予定を聞いています。
Countess:  If you don't mind, tomorrow's schedule. Eight-thirty, breakfast here    aaaaaaaaaaawith the embassy staff. Nine o'clock, we leave for the Polinari aaaaaaaaaaaAutomotive Works, where you will be presented with a small car. 
aaaaaaaa     (よろしかったら、明日の予定を。8時30分、こちらで大使館スタッフと朝                     食。9時、ポリナーリ自動車工場へ出発、そちらでは小型自動車が贈                       呈されます)
Ann:  Thank you.  (ありがとう)

“We leave for 〜.”Leaveの前にWillを使ってもいいのですが、現在形でも未来を表現することができます。その一例です。

第34回講座 過去のことを話す(1)

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よく聞かれる質問に「英会話がうまくなるにはどうしたらいいのですか」があります。私は躊躇なく、「表現を覚えること」と答えます。英語国民が話している表現を、丸覚えして話す以外に方法はありません。そのもっともすぐれた実例は、映画の会話であると、私は信じています。どうか、皆さんもやってみてください。今回は、「昨日/先月/昨年のこと」を話すときの表現を学びましょう。
 What did you do yesterday, Frank?  (フランク、昨日は何をしましたか)
 Well, I stayed at home all day yesterday.  (昨日は一日中家にいました)
  Did you?  (そうでしたか)

この会話をみると、動詞を過去形にして使っています。当たり前のことですが、過去のことを話すときには動詞の過去形です。ときとして、動詞の過去形以外を使うこともあるのですが、今は、忘れましょう。「昨日は雨が降った」は、”It rained yesterday.”です。Rainという動詞を過去形にしてRainedとすればいいのです。

ついでに言うと、天候のことを言うときには主語は”it”になります。昨日は天気がよかったなら、”It was a sunny day yesterday.”です。もう少し質問しましょう。
 What did you do at home?  (家で何をしていましたか)
 Well, I read some books and listened to some jazz music.
                                        (本を読んでいました、それからジャズを聞きました)

昨日のことを話すには、動詞の過去形しかないことが分かったと思います。日本語にはとらわれないで、昨日、先月、昨年のことを話すときには、動詞の過去形しかないということを頭に入れましょう。もう少し「過去」に関してのフレーズをあげてみます。
 I was in Paris last year. (私は昨年パリにいました)
 He went to New York for a business trip last month.                                                                                                      (彼は先月ニューヨークへ出張しました)
 What did you do when you were young?
                        
(若いときには何の仕事をしていましたか)
 I worked for a magazine firm.  (雑誌社にいました)

過去のことを話すときには、過去形だけを使うわけではありません。終ったばかりのことを話すときには、現在完了形を使ったり、ときにより、助動詞を使ったりする場合もあります。

映画「シカゴ」(Chicago 2002年 監督:ロブ・マーシャル 脚本:ビル・コンドン)から。殺人を犯した歌手のロキシー・ハート(レニー・ゼルウィガー)とビリー・フィン弁護士(リチャード・ギア)の会話です。彼は昔のことを聞いています。当然、過去形を使って・・・。
  Billy: What was your favorite subject in School?                                                                                                 (きみが学校で好きな学科は何だったの)
Roxie: Oh, I was a real dummy. (あら、私は本当にバカだったの)
  Billy: Come on, there must have been something you were really good at.
               (そんなことはないだろう、何か本当に得意なものがあったはずだ)
Roxie: I got high marks in courtesy and hygiene.                                                                                                   (礼儀作法と保健は成績が良かったわ)
  Billy: Perfect. You wanted to be a nun.
                       
(すばらしい、きみは修道女になりたかった)
Roxie: A nun !? (修道女!)

ビ゙リーは、ロキシーの過去の話を聞いてから、彼女を修道女に仕立て上げようとします。

第35回講座 過去のことを話す(2)

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英語を話すということは、2つの世界に生きることです。何かを言い表すときに、2つの言葉を別々に持ってください。日本語を思い浮かべて、それを翻訳するという方法をとらないことが大切です。

あそこにいる動物はネコを訳したCatではなく、日本語ならネコで、英語ならA catと認識することです。過去のことを話すときには、過去形だけを使うわけではありません。前回紹介した「シカゴ」のフレーズ
 There must have been something you were really good at.
                 (そんなことはないだろう、何か本当に得意なものがあったはずだ)
を見てください。これは2つのセンテンスから出来ています。

後半の”You were really good at 〜.”は過去形ですが、前半の”There must have been something.” (何かがあったはずです)は、過去に何かがあったに違いない'ということで、Must + Have + 過去分詞の形になっています。同じ形の文章例をあげると、
 She must have phoned you last week.                                                                              (先週、彼女はあなたに電話をしたはずです)
 Sato san must have written you a letter last month.
                    (先月、佐藤さんがあなたに手紙を書いたはずです)

このMustShouldに代えると、「〜するべきだった」となります。たとえば、
 She should have phoned you last week.                                                                           (先週、彼女はあなたに電話をするべきでした)
 Sato san should have written you a letter last month.
                  (先月、佐藤さんがあなたに手紙を書くべきでした)

また、何かを反省するときには次のように表現します
 I must have done it. (それをしなければならなかった)
 I should have done it. (それをするべきだった)

過去の反省は、「Must + Have + 過去分詞」と覚えましょう。ところで、「Have + 過去分詞」は、現在完了形です。終ったばかりのことや、経験したことを話すときに使います。過去形の代わりに使うと、そのときの状況をより正確に表現できるものといえます。

映画「キャスト・アウェイ」(Cast Away 2000年 監督:R・ゼメギス 脚本:W・ブロイルス・Jr.)
その飛行機に乗ったために、l自分の人生が変わってしまったと、トム・ハンクスが反省を込めていいます。
Chuck: I never should have gotten on that plane. I never should have gotten out  aaaaaaaof the car. 
      (あの飛行機に乗るべきではなかった。車から降りるべきではなかった)

飛行機に乗ったがゆえに事故に遇い、九死に一生を得たものの4 年ぶりで恋人のヘレン・ハントに出会う、しかし、彼女は、結婚して幸せに暮らしているという話でした。

第36回講座 過去のことを話す(3)

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日本語も英語も、それぞれの場面での決まった言い方があります。出会ったとき、別れるとき、お礼を言うとき、謝るとき、どんなときにも、それぞれのフレーズがあります。

外国で生活すれば、英語の言い方は覚えられるのですが、日本ではそうはいきません。そんなときにどうするか。英語の映画が役に立ちます。その場面にさしかかったとき、何と言うのだろう、とじっと観察して耳を傾けましょう。自分で発見したフレーズは忘れないものです。

「過去のことを話す」の3回目は、現在完了形の使い方です。現在完了形は、「Have+過去分詞」で表します。過去分詞というのは、動詞が変化した単語で、過去形と同じか、動詞によっては決まった形があります。過去形と過去分詞が違う例をいくつかあげると、
過去分詞
 written  gone  been  seen  given  taken  flown
過去形と過去分詞が同じもの
 left  finished  phoned  liked  thought  caught
現在完了形を使う例(経験、完了、継続)に注意して!
 I have been to Paris.  (パリへ行ったことがあります)−経験
 Suzuki san has left for Okinawa.  (鈴木さんは沖縄へ発ちました)−完了
 It has been raining since last week.  (先週から雨が降り続いています)−継続
 Have you seen Emi?  (エミに会いましたか)−経験/完了

上の例は、いずれも過去のことを話しています。それを、過去形を使ったらどうなるでしょうか。 ”I went to Paris.”では、行ったことがあるという感じが出ません。パリへ行ったという事実を説明しているだけの意味になります。”Suzuki san left for Okinawa.”は、沖縄へ行ったということしか分かりません。発ったばかりだという感じが出ません。”It rained last week, and is still raining today.”では、先週から降り続いている感じが出ません。先週も今日も雨が降っているとなってしまいます。”Did you see Emi?”ですと、最近会ったかどうかの感じが出ていません。会ったかどうかを聞いているだけの意味になります。

このように、同じことを説明するのでも、微妙に違うことが分かると思います。つまり、現在完了形を使うと、そのときの状況を、より正確に表現できるものといえます。ですから、自分で話すときにも、その言葉を過去形で言うか、現在完了形で言うかを、まず考えてから話せばよいのです。

映画「ノッティング・ヒルの恋人」(Notting Hill 1999年 ロジャー・ミッチェル監督 脚本:リチャード・カーティス)で、ジュリア・ロバーツのセリフで次のように言っています。
 I've been on a diet everyday since I was nineteen, which basically means I've aabeen hungry for a decade.
            (私、19のときからずっとダイエットしているの。                                                                                     つまり、10年もの間お腹をすかしていたわけ)
ここで、彼女は、最初は「継続」、次は「経験」を現在完了形で表しています。

第37回講座  別れのあいさつ

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英語には、いろいろな種類があり、使われる国や地域で違っています。アメリカ、オーストラリア、シンガポール、ホンコンなどには、それぞれ異なった発音や表現もあります。それで、コミュニケーションのツールとして、世界のどこでも受け入れられる、標準的な表現を覚えておけば一番安心です。何でも覚えようとしないで、「一場面一フレーズ」を身につけることです。

人と会って別れるとき、”Good bye”のほかには、「近いうちに」の意味で”See you soon.”が使われます。”Be seeing you.”のフレーズを使い、”I will be seeing you.”と言うとていねいになります。他の言い方として、
 Take care of yourself.  (気をつけて)
もよく使います。”Take care.”だけでもいいのですが、カジュアルです。もっと、ていねいに言うときには、名前を入れるとよいです。英語国の人は、"Take care of yourself, Harashima san!"と、いつのまにか名前を入れています。名前を入れるだけで、正式度が増します。

次に会う日や場所を、”Friday, 2 P.M. the lobby of this Hotel.”などと言って確認しておきましょう。こういうときには、”I'll see you on Friday.”と言うよりは、必要な情報だけを並べるほうがよいです。日本語でも、「では、金曜日の2時に、このホテルのロビーで」と言っても失礼にはならないのと同じです。また、”When am I going to see you again?” (また、いつ会えますか) というフレーズも、決まり文句のひとつとして覚えれば、役に立つでしょう。

映画「僕たちのアナ・バナナ」(Keeping The Faith 1999年 監督/主演:エドワード・ノートン 脚本:スチュワート・ブルムバーグ)では、4人の男女が別れるときに、いろいろな表現を使っています。参考にしてみてください。
  Anna: Nice to meet you.  (会えてよかった)
Rachel:  Good luck to you.  (うまくやってね)
  Brian:  I'll talk to you.  (また、会って話しましょう)
  Anna:  Call me soon.  (電話ください)
  Jake:  Thanks again.  (いろいろ、どうも)

別れるときにも、会ったときと同じ”Nice to meet you.”が使えることが分かります。”Nice meeting you.”とも言います。”Good luck to you.”(うまくやってね)は幸運を、”I'll talk to you.”(会って話しましょう)と未来への期待、”Call me soon.”(電話ください)は、話し手の気持ちを込めており、”Thanks again.”は、いつもお世話になって、と言う人の心を表すシンプルながら快くひびくあいさつです。

第38回講座  ほめ言葉

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グレゴリー・ペックが87歳で亡くなりました。今年は「ローマの休日」製作から50年ということで、デジタル修正版が全国で公開されます。この映画の中で、ペックがオードリー・ヘプパーンに言っている、「人生は思うようにはいかない、ね」(Life isn't always what one likes, is it?) が忘れられません。それに、オードリーが感慨をこめて、「そうね!」と返事します。その会話こそ、私が映画英語へのめり込むきっかけになったのです。
原島: あなたのシャツ、とてもいいですね。                                                           フランク: ほんの'寝間着'で。
原島: あなたは日本に長く居過ぎて、そんな冗談を。
原島: I like your shirt. (いいシャツですね)
フランク: Thanks. Your shirt is very nice, too.                         (どうも。あなたのシャツもとてもいいです)

英語と日本語はこのように違います。日本の文化は、ほめられても謙遜することが美徳です。外国の文化は、素直に喜んでお礼を言って、さらに相手のいい点を探して、ほめることです。「ほんの寝間着で」を直訳して、"It's just for sleeping."と言っても、何のことか分かりません。他にも、ほめ言葉がいろいろあります。2、3の例をあげると、
 I love your tie! That color ! (いいネクタイです!その色がいい!)
 That's a nice-looking PC you have there.
                                           (そこにお持ちのパソコン、格好いいですね)
 You've got taste in clothes.  (あなたは洋服の趣味がいい)
 I like your bag. Where did you get it?
                                           
(そのハンドバッグ!どこで手に入れたのですか)

ここで使われているLikeLoveは、好きというより、とてもいい/似合っている、という意味です。相手をほめることは、マナーの一部です。特に、男性は女性に対して、そういう気を使うことが大切です。また、女性もほめられたら、ほめ返すことも必要です。
  You look wonderful today.  (今日、あなたはとてもステキです) 
返事としては、
  Thank you. You, too.  (どうも、あなたもよ)
  Thank you for saying so.  (そう言ってくださって嬉しいわ)

これは男性同士でも言います。日本人の男性は、恥ずかしがりますが、英語では文化が違うのですから、大いに実行しましょう。日本でも、時代が変わったのですから、国際的な感覚を覚えておくとよいでしょう。

映画「10日間で男を上手にフル方法」(How To Lose A Guy In 10 Days 2003年 監督:ドナルド・ベトリ)  マシュー・マコノヒーとケイト・ハドソンの出会いです。
  Ben: Hi.  (こんにちは)
Andie:  Andie Anderson.  (アンディ・アンダーソンよ)
  Ben:   I'm Benjamin Barry  (ベンジャミン・バリーです)
Andie: Cute.  (ステキね)
  Ben: Thank you.   (どうもありがとう)
Andie:  I meant your name.   (名前がね)
  Ben: Thank you two times.   (じゃ、お礼を2回)

”Thank you two times.”が、なかなかよいです。Cuteは女性から男性に対して使います。女性に対しても使うことがありますが、「まあ、かわいい」というニュアンスで、言われた女性はあまり嬉しくないともいわれます。男性に対しては「ステキ!」のほめ言葉になっています。

第39回講座  謝る言葉

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「頭がよい人」といいますが、どんな人をいうのでしょう。暗記力の抜群の人、モノの分析ができる人、情報をたくさん集めている人、頭の回転がよく、何にでもすぐ反応できる人などが考えられます。先日、人に聞いたのですが、「自分の置かれた環境にうまく適応できる人」という答えでした。現代を上手に生きている人は、これが備わっている人だと思います。

「人に謝る」を、普通は、”I'm sorry.”と言います。相手によっては、”Please forgive me.”と言うときもあります。SorryForgive、それから、Apologizeがあります。この3つの単語の使い方を知っていれば、日常は困りません。本当は、これらの単語を使うような状態に、自分を追い込まないことが大切ですが・・・。
 I'm sorry. I know I'm late. Please forgive me.
              
(すみません。遅れてしまいました。どうか許して下さ)
 That's all right. What happened?
 (いいですよ。どうしたのですか?)
 I overslept. (寝坊したのです)
 It can happen to anybody. (誰にもあることです)

このように話が進んでいきます。Sorryは、「残念に思う」ということですから、もっと強く言いたいときには、”I'm so sorry.”とか”I'm terribly sorry.”あるいは、“I'm awfully sorry.” “I'm very sorry.”などとSorryの前に言葉を入れます。”I apologize.”とか”All my apologies.”ということもあります。正式に謝るときは、
 I must apologize.
 Will you accept my apology?

それから、”Forgive me.”は、神に祈るとき、”Dear Lord, forgive me.”というのを聞いたことがあります。親しい間柄ならを使ってもいいですが、ビジネスの場面ではおかしいです。 “For give me.”は甘えている感じがします。これを使うときには注意してください。子供っぽく'なるので、使うときには、親しい間柄に限りましょう。

映画「アバウト・シュミット」(About Schmidt 2002年 監督:アレクサンダ?・ペイン)で、主演のジャック・ニコルソンが亡くなった奥さんに呼び掛ける言葉をご覧ください。
Warren: Helen…Was I really the man you wanted to be with? Was I? Or were aaaaaaaaayou  disappointed? I know I wasn't always the king of kings… I let you aaaaaaaaadown. I'm sorry, Helen. Can you forgive me?
aaaaaaaaa(ヘレン、ぼくはあなたが本当に一緒にいたかった男だったかい。ぼくが                   ?  それとも失望していたかい。私は最高の男ではなかったよ。あ                      なたの期待に添えなかった。悪かったよ、ヘレン、許してくれるかい)

世の男性たちの多くは、いや、ほとんどの男性たちは、奥さんに対してこう言いたいと思っていて、それをジャック・ニコルソンが代りに映画の中で演じてくれた、と言ってよいでしょう。

第40回講座  相手に頼む

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みなさんの多くは英語の必要性を感じていらっしゃると思います。英語は、話すだけでなく、文章も書けるようになってください。作文の練習をすると、頭の中で物事が整理できるようになります。よく、ヒアリングができない、といいますが、聞いたことを書くだけで、立派に作文の練習になります。書けなければだめです。それを話せばよいのです。書いてみると、会話はとてもシンプルだということも分かります。

人に何かを頼むときは、たとえば、”Can you do me a favor?”と言ってから、“Will you drive me to the station?”などと言います。「お願いしてもよろしいですか」と言ってから、具体的な依頼事項を伝えます。

人に何かを頼むときには、”Can you?””Will you?”を覚えましょう。丁寧に言いたければ、”Could you?””Would you?”にして、動詞の原形をつければいいのです。どっちもいいのですが、”Will you?”は、よく知っている相手の場合、”Can you?”は、わざわざお願いする場合と覚えましょう。
 Can you wait? (待ってください)
 Can you phone me tonight?  (今夜電話ください)
 Can you forgive me?  (許してください)
 Will you come with me?  (一緒に来てください)
 Will you have lunch with me?  (一緒にランチを食べませんか)
 Will you e-mail me your plans?  (予定をEメールしてください) 

このE-mailは動詞です。そして、その答えは、Sure, Certainly (どうぞ、もちろんです)などがあります。By all means (どうぞ、どうぞ)と言ってもいいですね。
また、断るときは、”I'm sorry, I can't”.とか”I'm afraid I will not do it.”などと言いましょう。”I'm sorry””I'm afraid”を入れると上品になります。これは、PleaseThank youと同じように、相手を思いやる気持ちを示しますから、忘れないようにします。

映画『ティファニーで朝食を』(Breakfast at Tiffany's 1961)から郵便受けに挟んであるメモからです。
"Darling Fred --Please forgive last night. Can you stop in for a drink tonight        aabout 6ish? Your friend, Holly Golightly"
  (フレッド、昨夜はごめんなさい。                                                                               今夜6時ごろちょっと飲みにいらっしゃいませんか。友人ホリー・ゴライトリー)

ホリー(オードリー・ヘプバーン)は、弟に似ているボールのことをフレッドと呼んでいます。ダーリンと書き出しているのは、誰それかまわず、“ダーリン”をつけて呼ぶホリーのくせでした。About 6 - ishは6時ごろの意味です。

第41回講座  相手に何かをさせる

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英語は通じればいいものではありません。子供のレベルなら、それでもいいでしょう。あなたが、ある程度の年齢に達していたら、大人の言葉'を話さなければなりません。大人の言葉とは、時(Time)・場所(Place)・状況(Occasion)に応じた表現を使って話すことです。あなたが会った外国人が、おかしな日本語を使ったら、あなたはどう感じるでしょうか。きちんと正確な言葉を話すことは、あなた自身の表現なのです。

今回は、「相手に何かをさせる表現」、使役動詞の使い方です。例えば、電話を受けて、その人が不在で、帰ってきたら電話させます、という場合、
  I'll have him (her) phone you.
と言います。使役動詞は、主に3つあります。Make, Let, Haveですが、この3つは、ひとつひとつ微妙に意味が違います。Makeを使うと「無理に〜させる」「強引に〜させる」という意味になります。
 My wife made me find a taxi in the rain last night.                             (昨夜、ワイフは雨の中で私にタクシーを探させた)
 I will make my wife pick you up at the station. (ワイフを駅に迎えにやります)
Letを使用すると、「〜させてあげる」という柔らかい感じになります。「〜させてください」と言いたい時には、
 Please let me go. (行かせてください)
 Let me talk. (話させて)
 I'll let you know. (知らせます)
また、
 Let the phone ring twice and then hang up.                                               (電話のベルを2回鳴らして切りなさい)

人でなくモノにも使えます。Haveは、MadeLetの中間になります。Haveは「〜してもらう」という感じです。あと、使役動詞にはGetがあります。これはToを伴うのですが、
 I'm trying to get you to stay for dinner.
                                                 
(あなたをディナーにお誘いしているんです)
などと使います。

映画『ワーキング・ガール』(Working Girl 1988)で、秘書のテス(メラニー・グリフィス)と上司のキャサリン(シガニー・ウィーバー)の会話です。
Katharine: Tess? Who makes it happen? (テス、起こさせるのは誰かしら)
       Tess:  I do.  (私です)
Katharine:  Who does?  (誰がどうするの)
       Tess:  I do. I make it happen. (私です。起こさせるのです)

また、『ロシアより愛をこめて』(From Russia with Love 1963)
  He seems fit enough. Have him report to me in Istanbul in 24 hours.
     (彼はこの任務にビッタリだ。24時間以内にイスタンブールで私へ報告させてくれ)

第42回講座  I love you の使い方

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「映画を字幕なしでも見ることができるようになりたい」という人が多いです。あなたもそうですか?それは、あきらめなさい、というと言い過ぎでしょうが、よく考えてください。日本語でも、自分の知らない分野の話を聞いても理解できないことがあります。それほどですから、日常生活の中の範囲で、英語の単語やフレーズがひとつでもふたつでも分かったら、それだけで満足しましょう。そのフレーズをあなたの言葉にして、範囲を広げて行くうちに、いつの日かには字幕なしで全部見られるようになります。

今回は”I love you”の使い方です。”I love you.”という言葉は、愛の表現以外にも使います。子供を寝かし付けるときなどに、お父さんやお母さんが、”Good night. I love you.”と言います。これは、基本的には、「わたしはあなたを愛する」で愛の表現ですが、ほかに、「よく、やった」「うまくいって嬉しい」「あなたのお陰だ」などと、喜びの気持ちを伝えたいときにも使うこともあります。友だちとか、仕事の仲間とかにも言うことがあります。どのように使うか、もう少し研究しましょう。まず、自分の望んでいることが、誰かのお陰で実現したとき、その人に向かって、お礼の言葉として言います。たとえば、
 I've found the book you want. (あなたが欲しい本を見つけました)
と言ったとすると、
 Oh, thanks. I love you. This is what I've been looking for!
                                          (ああ、どうも。すばらしい。ずっと探していました)
などと言います。また、折り入って頼みがあるときには、
 Frank, I love you. Can you help me?
                                             (フランク、お願いだけど、たのみがあるんだけど)

この表現は、親しい間柄に限られることを忘れないようにしましょう。”I love you.”の実例を映画のセリフから紹介します。最初は普通の使い方として、
『プリティ・ブライド』(Runaway Bride 1999 ゲーリー・マーシャル監督)からです。結婚式からウェディング・ドレス姿で逃げ出す女性マギー(ジュリア・ロバーツ)が、ジャーナリストのアイク(リチャード・ギア)に、結婚式から逃げ出す理由を説明しているうちに、アイクを愛してしまいます。
Maggie: I hate big weddings with everybody staring. I love you. Will you            marry me?
      
(みんなが見つめている大きな結婚式はきらいなの。愛しています。
                                      結婚してくださ い)

次は、『ローマの休日』(Roman Holiday 1953 ウィリアム・ワイラー監督)から。自分のアパートへ泊めた女性がアン王女(オードリー・ヘップパーン)だと気がついたグレゴリー・ペックは、管理人のジョバンニこう電話します。
       Joe: Giovanni, I love you. Now, listen...                                                                (ジェバンニ、頼みがある、聞いてくれ・・・)
Giovanni: Yes, Mr. Joe. A gun? No ! (はい、ジョーさん、え、拳銃?だめだ!)
      Joe: Yes, a gun, a knife-anything! But nobody goes in and nobody goes out !
                   (拳銃でもナイフでも何でもいい!誰も入れず、誰も出さないでくれ!)

第43回講座  仮定法 の使い方

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「大人の英語」ということを話したことがありますね。大人の英語とは、ルールに沿った文法で、TPOに応じた言葉を選ぶということです。それを身につけていれば、ときには単語だけでもいいのです。ただし、それを、はじめて会った目上の人に言ったら、失礼になりますので、使い方を間違いないようにしましょう。
「もし100万円あったら、ハワイへ行きます」を英語で言うと、
 If I had one million yen, I would (could) go to Hawaii.
となります。「If I had 〜, I would 〜」が仮定法過去の基本の形です。たとえば、
 If I had time, I would sleep.  (時間があったら眠る)
 If I had money, I wouldn't work. (お金があったら働かない)

このように、現在の事実の反対を表しています。つまり、今、100万円はないわけですから、仮定になります。もしそのお金があれば、”If I have one million yen, I will go to Hawaii.”となり、仮定法過去形にはなりません。

次に、過去の事実と反対のときは、次のように表現します。今ではなく、昨年とか過去のあるときに、「100万円あったとしたら、ハワイに行っただろうに」というときです。
 If I had had one million yen last year, I would have gone to Hawaii.
”had had””would have”になります。最初のHadは過去完了のHadで、次のHadHaveの過去のHadです。Wouldの後は現在完了になります。
フランク: If I hadn't met you in London at that time, I wouldn't have come to Japan.
        (もし、あのときロンドンで、あなたに会わなかったら、             aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaわたしは日本へ来なかったことで しょう)
原島 : ええ、そう奥さんに言ったんですか
フランク: 言いませんけど、そう思っています。
原島 : A lovely story. いい話ですね。

映画「恋におちて」(Falling in Love 1984年製作 ウール・グロスバード監督)の一場面から紹介します。建築技師フランク(ロバート・デ・ニーロ)とグラフィックデザイナーであるモリー(メリル・ストリープ)の恋の始まりです。
Frank: Well, maybe if we had, if you had time, we could have lunch or something.
                      (ええと、もし時間があれば、お昼か何かご一緒にと思って)
Molly : Oh! Lunch? Ah, yeah, well, I don't know...(お昼ですって、 どうしようかしら)
Frank: You're very beautiful. (あなたは美しい)
Molly : No, I'm not. I'm very married. (あら、いいえ。私は結婚しているのよ)
Frank: I am, too. But married people have to eat, too.
                                              (僕も。結婚している人も食事はするでしょ)
Molly: Yes, they do. Okay. (そうね、するわね。いいわ)

もし、時間があったら、「ランチをいかが」と言われて、躊躇したモリーでしたが、「あなたは美しい」の言葉に「でも、私は結婚しているのよ」と応えます。フランクは、結婚している、していないに関係なく、昼の時間になったら食事はする、と誘っているわけです。この”I'm very married”.のveryは、ちゃんと(幸せに)結婚していることを指します。

第44回講座  命令する・忠告する

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とうふは健康食ということもあってアメリカでも人気商品です。それで、「絹ごし」と「木綿ごし」をどう区別しているかというと、SoftとHard なんです。ちょっとがっかりしませんか。

言葉は、直訳しにくいところがありますが、もう少し何か考えられなかったのかと思うのです。だからといって、KinugoshiMomengoshiでは何のことかわかりませんし。名訳なのか、それとも迷訳なのか?

人に命令したり忠告したりするときには、普通は、”Don't 〜.”と言います。また、ときにより、”You must (not) 〜.”と言うときもあります。さらに、それに、”You should (not) 〜.”もあります。それぞれのニュアンスは、日本語に訳すと、下記のようになります。
 Don't walk. 歩かないでください
 You must not walk. 歩いてはいけません
 You should not walk. 歩かないほうがよいです

”Don't walk”は、街の赤信号のところにもありますが、「歩かないでください」です。”You must not walk.”となると、強い意味になって、「歩いてはいけません」であり、”You should not walk.”は「歩かないほうがいいです」となります。このほか、間違いやすい例としては、”had better 〜.”の使い方があります。
 You'd better go. (あなたは行ったほうがいい)

これは「行かなければ大変なことが起きる」というニュアンスがあるので、あまり、人に対しては、そのような状況でない場合は使わないことです。”It would be better to go.”ならいいのです。

日常会話でも、命令や忠告は、その表現が持つ深いニュアンスを考えて使う必要があります。これは、英語のレベルが高い人ほど、注意しないと誤解されることになります。ほかのことをちゃんと話せる人だから、そういうニュアンスは当然知っていると思われますから・・・。
Isobel: Have you checked your room? You mustn't leave anything behind.
                     (部屋をチェックしたの、何も忘れ物をしないことよ)

映画「ゴスフォード・パーク」(Gosford Park 2001年 ロバート・アルトマン監督)
Jack: Do you love him? (彼を愛しているの)
Rose: You're being very rude. You shouldn't be asking me this.
                                 (失礼な方ね。そんなことを聞くなんて、いけないわ)

映画「タイタニック」(Titanic 1997ジェームス・キャメロン監督)
Jean: You don't need to lose any weight. You look great. Very fit. 
                  (あなたは体重を減らす必要はないわ。すばらしい。ぴったりよ)

第45回講座  英語の発想

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英会話の勉強をしている人は、言いたいことがいえない、という悩みを持っているそうです。その人は、日本語を思い浮かべて、それから、それをどう英語で表現するかを考えるというのですが、それでは無理があるのです。

というのは、日本語と英語は発想が異なるので、直訳できない場合が多いのです。したがって、最初から、日本語なしで考えなければいけないのです。それには、英語の表現をきちんと覚えておくしかありません。それぞれの状況に応じた表現を、ひとつだけ覚えればいいのです。

「Go」と「Come」
「来週、あなたのオフィスへ伺います」は、”I'll come to your office next week.”です。日本人は、”I'll go to your office next week.“と言いたくなります。英語国民はGoを使わず、Comeを使います。それは、英語には、相手(聞き手)を中心に考えるというルールがあるからです。相手に近づくときは、Comeで、相手から離れるときは、Goを使う。例えば、”I'll go to Ginza next week.”(来週、銀座へ行きます)という。話し相手のオフィスが銀座にあったら、”I'll come to your office in Ginza next week.”というわけです。

「今、行きます」というとき、”I'm coming.” と言います。それは、今、あなたのほうへ行きます、だからで相手に近づくのでComeを使うわけです。同じように、「あなたの家へボーイフレンソを連れて行きます」というときは、
 I'll bring my boy friend to your house.

銀座へガールフレンドを連れて行くなら、
 I'll take my girl friend to Ginza.
Bring Takeを使い分けます。

映画「マトリックス」(The Matrix 1999年 監督:アンディ・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー)
    Neo: What are you doing?  (どうするの)
Trinity: I'm going with you.  (あなたと一緒に行くわ)
    Neo: No you're not.  (ええ、そうじゃないだろ)

これはトリニティがネオを別の場所へ連れて行くので、Goを使っています。次の例は、自分のほうへきてくれて、とお礼を言っているので、Comeになります。

映画「この胸のときめき」(Return To Me 2000年 監督:ボニー・ハント)
  Bob: Thanks for coming out. I had a really nice time tonight. 
           (今日は来てくれて、どうもありがとう。今夜は本当に楽しかった)
Grace: Yeah. So did I. (ええ、私も)

第46回講座  単語だけの会話

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英語がコミュニケーションの道具として当たり前になっている現代で、楽しく意義ある生活を送るには、ある程度のレベルの英語を覚える必要があります。皆さんも、そのために英語を勉強しています。機会があれば、日常の生活の中で、できるだけ、英語に近づくことを心がけましょう。たとえば、英字新聞のホームページなど、一日ひとつ記事を読むだけでも実力がつきます

単語の羅列だけでも会話はできます。親しい相手なら、それだけでいいし、今の時代に合っている場合もあります。たとえば、”Do you speak English?”と言う代わりに、English? だけでもよいのです。映画「旅情」の中でキャサリン・ヘップパーンが”How much is the taxi?”の代わりに、
 How much…taxi?  (タクシーいくら?) とか、
 How much is the bus? の代わりに、
 How much…bus?  (バスいくら?)
と言っていました。そのあとで、チップを渡しながら、相手の顔を見て、相手がにっこりするまでお札を一枚ずつ渡していました。

無言で、単語だけで話すことで、会話がおしゃれになります。”How are you?”の代わりに、”News?” (ニュースは)とか。”It's hot, isn't it?” (暑いですね)の代わりに、”Hot.”と一言だけとか。次のような会話になります。(後のカッコは正式の言い方です)
 Hungry?  (お腹空いている?)
 (Are you hungry?)
 Yes, starving.  (ええ、ぺこぺこ)
 (Yes, I am.)
 Italian? Chinese? Japanese?  (イタリア料理?中華?和食?)
 (What would you like… Italian, Chinese, and Japanese?)
 Japanese…  (和食)
 (I'd like Japanese.)
 Sushi, tempura, soba?  (すし、てんぷら、そば?)
 (Then, what? Sushi, tempura, and soba?)   
 Well, soba. (そば)
 (I'd like soba.)
 Just the place. (いい所を知っている)
 (I know just the place.)
 Let's go! (行きましょう!)
 (Let's go, shall we?)
このように、親しい相手と、単語だけの会話を楽しんでみましょう!

映画「麗しのサブリナ」(Sabrina 1954年 監督:ビリー・ワイルダー)で、オードリー・ヘップパーンがハンフリー・ボガードにこう言います。
Sabrina: Never a briefcase in Paris, and never an umbrella. There's a law.
                                      (パリではブリーフケースはだめ。傘もだめ。決まりよ)
「麗しのサブリナ」から、もうひとつ。今度はオードリーとウィリアム・ホールデンの会話
Sabrina: Kiss me, David. (キスして、デビッド)
   David: Love to, Sabrina. (もちろん、サブリナ)
Sabrina: Again. (もう一度)

第47回講座  間違いやすい言葉 @

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先日、木綿ごしトウフを、アメリカでHardと呼ばれているらしいと書きましたところ、読者のひとりから、Firmではないのかの指摘をいただきました。東京のスーバー・マーケットの紀ノ国屋とも相談したところ、Firmのほうが“木綿ごし”らしいということになりました。ただ、Softの反対はHardなので、それでも成り立つのですが、Hardなトウフに頭をぶつけるとけがをしてしまうので、Firm がいいのかなと考えています。
 Hardのニュアンス・・・叩いても壊れない硬さ

自己紹介で自分の名前を言うとき、”I'm Frank.”とか “Frank O'Connor”と言います。ところが、ほとんどの日本人は、”My name is Harashima.”と言ってしまいます。これは、間違えではありませんが、おおげさに聞こえます。極端に言えば、「私の名前はしかじかでございます」という感じになります。

ただし、テレビのインタビューや人前で話をするときには、このような言い方をすることもあります。先日見たTV「13デイズ」で、大統領補佐官が海兵隊員へ電話をかけるときに、”My name is 〜.”を使っていました。”My name is 〜.”は正式な名前の言い方なのです。間違ってはいないから、みんなが使ってしまっているようです。カジュアルのときは名前だけにしましょう。その状況に応じたきちんとした表現を覚えておくとよいです。

“How do you do?”という、はじめての人への挨拶は、若い人はほとんど使わなくなりました。”Hi”とか”Hello”の方がよいです。”How do you do?”は、正式な挨拶の言葉ではありますけど。

それから、日本人がよく間違える言葉にSignがあります。May I have your sign? と言ったら、「あなたの星座は」という意味になってしまいます。
 May I have your signature?  (サインをいただけますか)
と言わなければいけません。有名人からサインをもらうときには、
 Autograph, please ! (サインをお願いします)と言います。

「ネコを飼いたい」というときに、”I'd like to keep a cat.”と言う人がいますが、これもおかしいです。
  I'd like to have a cat.
  I want a cat.

と言います。Keepだと閉じ込めておくという意味になってしまいます。

映画「アニー・ホール」(Annie Hall 1977年 ウッディ・アレン監督)と「インサイダー」(The Insider 1999年マイケル・マン監督)の2つの映画からの表現です。
Annie : I meet a lot of jerks. I'm thinking about getting some cats.
         (バカにはたくさん会うんだけど。それより、猫を飼おうと思っているの)
Lowell: Is there anything you want to know about me, Mister Wigand?   
                                (ワイガードさん、何か私のことをお知りになりたければ)
Wigand: Like what? Your sign? (たとえば、星座とか)

第48回講座  間違えやすい英語 A

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ひとつの外国語をマスターするのは、本当に大変なことです。ネイティブなら生まれながらにして身につくことを、短期間で学ばなくてはなりません。周りに、お手本になるような材料が簡単にないので、その分、もっと努力しなければならないのです。

外国人が、日本人と英語で話していて、気になることの1つは、”Yes, yes, yes.” と繰り返す人がいることです。これはおかしな感じになります。日本語に、「そうです。そうです。そうです」と、相手の言うことに同意する言葉があるからでしょう。そのようなときは、
 Is that so?
 I see.

と言います。
 Right!
 I agree.

と言ってもよいです。日本人は、クーラーという単語を使いますが、英語では違う意味になります。クーラーというのは冷凍食品を入れるものですから・・・。

クーラーボックスや熱を通さない袋のことを指します。Air-conditionerと言わなければいけません。エアコンもいけません。また、ストーブというのは、英語では、台所のガスレンジを指すので、Heaterと言うほうがよいです。アメリカでは、Toiletは使わないようです。代わりにRestroomを使っています。
 Where’s the restroom? 
 Can I use your restroom?

よくいわれていますが、Theが付くか付かないで意味が違ってしまう表現に、
 Do you have the time?  (何時ですか?)
 Do you have time?  (時間がありますか?)
があります。誤解を避けるためには、”Do you have a minute?”がよいでしょう。

映画「10 日間で男を上手にフル方法」(How To Lose A Guy In 10 Days 2003年 監督:ドナルド・ベトリ)
 Ben: Can I get you a cold beer?  (つめたいビールは)
Andie: Sure. Can I use your restroom? (お願い,お手洗いへ行かせて)
 Ben: Yeah, you can. It’s up the stairs, through the bedroom. 
                                         (どうぞ、階段を上がって、ベッドルームの先だよ)

映画「エリン・ブロコビッチ」(Erin Brockovich 2000年スティーブン・ソダーバーグ監督)から、ジュリア・ロバーツが人に面会する場面です。
  Erin: Donna Jensen? (ドナ・ジェンセンさんですね)
Donna: Yes? (はい)
   Erin: I'm Erin Brockovich, with Masry and Vititoe.
                                (マスリ・アンド・ヴィティト法律事務所のエリン・ブロコビッチです)
Donna: Oh, you're a lawyer? (あら、弁護士さん)
  Erin: Hell, no. I hate lawyers. I just work for 'em, Um. Do you have a minute? 
      (とんでもない。私、弁護士はきらいです。                                                     ただ、事務所で働いているだけです。ちょっと、お時間、ありますか?)

第49回講座  間違えやすい英語 B

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前回、トイレについて話したところ、読者のひとりから、こんな質問をいただきました。「米国滞在経験ありますので、米国では、確かにRestroomで通用することは知っております。英国でも、”Where is the restroom?”は通用するのでしょうか」というものです。

たしかに、”Where is the restroom?”は、アメリカの言葉です。イギリスでは、Toilet、LavatoryそしてLadiesGentsを使っています。
 Where is the gents?
 Where is the ladies?

と言えばよいです。

Restroomという言葉も、イギリス人は知っていますが・・・。このごろは、どっちでも通じるように、英語の幅が広くなったというか、アメリカでもイギリスでも受け入れられる単語が増えてきているようです。

Coolという単語は「涼しい」と「すてき」と両方の意味があります。日本のアニメが、イギリスで放映されて、「すごい」とか「すてき」にCoolを使ってから、子供たちの間でCoolが特に流行っています。

イギリスのことを、正式に英語でいうと、United Kingdom of Great Britain and Northern Irelandですが、長すぎるので、英国人はGreat BritainとかU.K.といっています。

映画「ミート・ザ・ペアレント」(Meet the Parents 2000年 ジョリ・ローチ監督)
  Dina: Just try not to flush the toilet, okay? It's always a little quirky.
                (トイレの水を流さないでね、いい?ちょっと動作が不安定だから)
  Greg: Okay.  (わかりました)

寝室トイレのタンクの調子が悪いので、水を流さないように注意するシーンですが、このように便器のことをThe toiletと言っています。

第50回講座

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「おしゃれな国際マナー講座」の最終回です。1年2ヶ月にわたり、皆さんに配信してきました。長い間、購読ありがとうございます。また「映画英語を学ぶセミナー」には、大勢の皆さんにご参加いただき、お礼を申しあげます。近い将来、別の企画を用意したいと考えておりますので、なにとぞ、よろしくお願いいたします。
それまでは、私のツイッター https://twitter.com/kazuoharashima
で英語の情報をご覧いただければ幸いです。何か質問がありましたら、いつでもメールをいただければ、ご返事します。
icookieparty@mac.com

今回、当講座をお手伝いいただいたフランク・オコーナーに、日本人が間違えやすい英語についてお聞きしました。メールを書くときに、日本語では、「佐藤です」「田中です」で始めますが、英語の場合はおかしいです。名前は最後に書きますからね。メールで、名前から入る人が多いのですが、英語では言いません。テレビ解説では、最初に名前を言うこともありますが・・・。メールや手紙の終りにGood byeと書く人がいます。これは、もう二度と会いたくない人に言ったり、あるいは自殺でもするときに使ったりする言葉です。
 “I'm an office lady.”とか”I'm a salary man.”というのは日本式英語です。Business Girlというよりはいいですが・・・。”I'm an office worker.”とか”I work at a department store.”と言わなければいけません。会社を経営しているのなら、”I run a company.”とでも言いましょう。フリーの仕事なら、A freelance model とかA freelance writerなどを使いましょう。A freeter (フリーター)という英語はありません。

*著書 「オードリーのように英語を話したい!」紹介             私は「ローマの休日」のオードリー・ヘプバーンの格調高い英語に影響を受け、英語の世界に入りました。英語ができるということは、生活を豊かにし、できない人に比べて、2倍も3倍も有意義な人生を送れるということを実感しております。 オードリーの魅力は、顔かたちや言葉など、表面的なものではないことも、その後、知るようになりました。そういう彼女の姿を、少しでも多くの人々に知ってほしい、私のできる範囲では、それには言葉から入るほかはないということで、このような本を書くことになったのです。

私は、映画の英語を「言葉の宝庫」だと思っています。「オードリーのように英語を話したい!」は、私の5册目の書籍ですが、これからも、この分野の執筆活動を続けて行きたいと考えておりますので、なにとぞ、よろしくお願いいたします。
詳細は下記の私のホームページをご覧ください。また、何か私にできることがありましたら、メールをいただければ、喜んでお役に立ちますので、ご遠慮なくどうぞ。 2003.10


当講座の著作権はすべて原島一男氏に帰属しています。

無断での複写・複製・転載をお断りします。                UP↑

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