宮廷内に入る時、人々には、チケットが渡されました。そのチケットには、宮廷内での作法が書いてあり、それに従うことを求められたのです。そのチケットのことを、エチケットと呼んだという説もあります。ルイ十四世自身が、宮廷内の礼儀作法のあり方を確立した、とも言われています。
ルイ十四世が、ベルサイユ宮殿に、居を構えたのが1682年です。宮殿に各地の領主を集めていました。徳川家康が、江戸に居を構えたのが1603年です。日本でも、同じ時期に、全国から大名が集められていましたし、城中には特別の儀礼(エチケット)がありました。
ルイ十四世統治の100年ちょっと前に、フランスに食事作法を持ち込んだのは、イタリアのメディチ家からアンリ二世に嫁入ったカトリーヌ・ド・メディシスです(1533年)。それまでのフランス人は、肉などは手でちぎって食べているような国民でした。
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