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世の中には、ノーと言ってはいけない人種がいます。その一つは外交官です。外交官がノーと言ったら、あとは戦争です。
「外交官の"Yes"は"Maybe"である。外交官の"Maybe"は"No"である。もし
外交官が "No" と言ったら、彼(彼女)はすでに外交官ではない」
と言われます。淑女(Lady)についても同じだそうです。
「Ladyの"No"は"Maybe"である。Ladyの"Maybe"は"No"である。もし彼女
が"Yes"と言ったら、彼女はすでにLadyではない」
"No"と言ってはいけない人種がもうひとりいます。サービス業の人間です。ローマのエキセルシオールホテルの伝説的なコンシェルジュであるピント氏が、「コリヤーズ」誌のインタビューで、
「この仕事の人間は、お客様に"No"と言ってはいけません。たとえ、お腹の中
で"No"と思っていても、"さあ、どうでございましょうか"ぐらいにしておくので
す。 それに、はじめはできないと思っていても、やってみると案外できるもので
す」
と答えている。
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「サービスで一流になる」より 田辺英蔵著 ダイヤモンド社より
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