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人間の動作を研究する学問に、キネシックス(動作学)というのがあります。それによると、腕組みの動作は、
「心臓を守る」 ⇒ 「自分を守る」 ⇒ 「自分の安全範囲を広げる」 ⇒
⇒ 「自分にあまり近づいて欲しくない」
となります。同時に、「自分を大きく見せる」という意味もあります。
異民族の集まりであるヨーロッパでは、常に自分の安全を確保する必要があり、それが動作に無意識に表れます。上下関係にきびしい日本では、「オレが偉いのだぞ」を無言に表現する時にこの動作が表れます。
また、ヨーロッパでも日本でも、相手の話にあまり賛成したくない時にも、腕を組むことがあります。腕を組んで人の話を聞くのは、相手の話に対して壁を作っていることになります。そのため、相手は、あなたの無言の抵抗を、無意識のうちに感じるようになります。会社の中でも、そのような態度をとる社員は、上司にも、部下にも、あまり好かれません。ただし、話し手も聞き手も、腕を組んでいることがあります。この時の腕組みは、相手に同調していることを意味します。
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